2019年10月5日放送 第548回
火力発電の燃料などで使われている『石炭』
石炭の特徴について実験!
(1)
2種類の石炭を用意しました。『瀝青炭(れきせいたん)』と『無煙炭(むえんたん)』です。見た目に大きな違いはありませんが、燃やしてみると、違いがわかります。
(2)
まずは、瀝青炭を燃やします。
(3)
瀝青炭は火付きが良く、火がつくと、かなりの量の煙と独特な匂いがします。
(4)
次に無煙炭を燃やします。
(5)
無煙炭は、その名の通り、煙や匂いがほとんど出ません。ただし、火付きが悪いという特徴があります。
(6)
このように、石炭は種類によって様々な特徴を持っているのです。
(7)
では、試しに2種類の石炭を粉にし、ブレンドしたモノを燃やしてみましょう。
(8)
火力が強く、煙もあまり出ません。
(9)
では、これを使って発電してみましょう。
(10)
LEDが点きました。石炭火力発電所では、石炭を燃やして蒸気を作り、タービンを回すことで電気を作り出しているのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。