2019年12月14日放送 第558回
風の力を使ってモノを浮かせる不思議な現象!
(1)
用意するのは、紙風船とドライヤーです。
(2)
紙風船にドライヤーで風をあて浮かせます。
(3)
浮かせた状態で、ドライヤーを斜めにしても・・・紙風船は落ちません!
(4)
風船が浮いている時、ドライヤーの風は下を流れる風より、上を流れる風の方が速く流れています。
(5)
流れが速いほど気圧が低くなり、速い方に引っ張られる力が発生し浮かびます。この引っ張られる力を『揚力』といいます。
(6)
これは飛行機が空を飛ぶ原理と同じです。飛行機の場合、羽根の上側に丸みがあって上を流れる風の方が速くなるため、揚力が発生するのです。
(7)
風を強くすれば、こんなモノでも浮かせることができます。電球です。
(8)
さらに、ペットボトルも浮かせることができます。
(9)
どちらにも丸みがあります。丸みがあるモノに風をあてると、揚力が生まれます。風を強くすれば、揚力も大きくなるので、電球やペットボトルでも浮かべることができるのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。