2020年1月4日放送 第561回
透明なパイプと炎を使って、不思議な音を出す実験!
(1)
水を入れたフラスコの中に、パックを入れます。パックの中身は「酸化カルシウム」と「アルミ粉」です。
(2)
すると、化学反応によって水素が発生します。
(3)
フタをして、ガラス管の先に火を近づけると水素が燃えて火がつきました。
(4)
火がついた状態で、透明なパイプをかぶせます。すると・・・
(5)
パイプから音が出ました。
(6)
実は、パイプの中の空気が振動することで、音が出ています。
(7)
パイプの口を手で叩くと、中の空気が振動し、一定の高さの音が出ます。パイプの中に炎を入れた時にも、叩いたときと同じ高さの音が出ています。
(8)
炎が大きくなったり、小さくなったりすることで、パイプの中の空気が振動して音が出ているのです。
(9)
パイプの長さを変えれば、出る音も変わります。透明なパイプに、ひとまわり太いパイプをとりつけ、長さを調節できるようにします。
(10)
パイプを長くすると低い音が、短くすると高い音が出ました。パイプの長さによって、音の高さが変わるのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。