2020年2月8日放送 第566回
風の力を使った手作りオモチャと風力発電のプロペラにまつわる実験!
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これは風力を使って走る『手作り風力カー』です。
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風を送ると・・・
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風に押されるのではなく、風が吹いてくる方向に向かって走りだしました。
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車にはギアがついていますが、プロペラが回ると、ギアが回転して、タイヤが風上方向へ進むように回転します。これによって、風上に向かって走ることができるのです。
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そんな風の力で、プロペラを取り付けたモーターを回し発電するのが『風力発電』です。
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風を受けるプロペラの面積が大きければ、発電のエネルギーは大きくなります。
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さらに、こちらは半円筒型のプロペラを使った発電装置です。この装置の特徴は、どの方向から風が吹いてもまわること。
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風を送る方向を変えても、プロペラが回り、発電しています。
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プロペラ1枚分の面積で風を受けているので、発電のエネルギーは小さいですが、どの方向から風がきても、受け止められる仕組みになっているのです。
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プロペラを大きくすれば発電エネルギーは大きくなりますが、プロペラが重くなりすぎると、発電効率は悪くなります。風力発電では、風のエネルギーを効率よく電気エネルギーに変えるため、その場所に合わせた形や大きさのプロペラを使って、発電を行っているのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。