2020年3月7日放送 第570回
風の力を使った不思議な現象!
(1)
送風機の先に、じょうごを取りつけます。
(2)
発泡スチロールのボールに送風機から風を送ると、風に押され、ボールが浮きます。では、ボールをじょうごの中に入れるように近づけます。すると・・・
(3)
ボールがじょうごに吸い付きました。
(4)
逆さにしても、ボールは落ちません。なぜ、風が出ているのに、ボールは吸い付くのか?
(5)
ボールが無い状態だと、送風機から出た風が真っすぐ出ていきます。
(6)
じょうごの中にボールがあると、風の流れが変わり、じょうごとボールの間に、空気の渦巻きができます。渦巻きができることで、じょうごとボールの間の圧力が下がり、ボールを吸い付けることができるのです。
(7)
今度は、サイズを大きくしてやってみましょう。挑戦するのはドッジボール用のボール。先ほどよりも重く、大きなボールです。送風機の風力を強くして、ドッジボールに近づけると・・・
(8)
吸い付きました。風力が強くなれば吸い付く力も大きくなります。じょうごの中に入らないサイズのボールでも持ち上げることができるのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。