でんじろう先生のはぴエネ!毎週土曜 午前11時35分~ 私たちの生活で様々な役割を果たしているエネルギー。身近だけど、意外と知らないエネルギーをでんじろう先生がおもしろ実験で徹底解明します!

2020年5月2日放送 第578回

「石灰の性質」

熱や化学反応で、どんどん性質を変えていく『石灰』の秘密!

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こちらの白い石に水をかけると・・・


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石が蒸気を出しながら崩れました。これは、石が水と反応して発熱しているのです。


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この白い石は、河原の石にあることをして作った『生石灰』というものです。


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生石灰にする前の石が、こちらの『石灰岩』です。貝殻と同じ炭酸カルシウムからできています。


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石灰岩に水をかけても・・・反応しません。実は、この石灰岩を焼くことで生石灰になるのです。


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では、生石灰を作ってみましょう。七輪の中に火のついた炭が入っています。ここに石灰岩を入れます。


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石灰岩は、900度以上に加熱することで白い生石灰に変化します。


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60分ほど焼きました。これで生石灰になりました。冷めてから、水をかけると・・・


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反応して熱が出ました。生石灰に水が加わると化学変化が起こり、消石灰になります。生石灰は水と反応して熱をだすことから、お弁当を温めるのに使われています。


★番組からのお願い★

「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。