
10月6日、都内某所にて、本日、10月7日(水)からスタートする新水曜プラチナイトドラマ「仮面教師~妻を亡くしたその日から」の制作発表記者会見が行われた。登壇したのは、浅香航大さん(水戸祐介役)、杢代和人さん(遠山拓実役)、北乃きいさん(関華子役)、ひょうろくさん(萬海茂一役)、観月ありささん(萬海真美子役)の5名。名門私立男子校を舞台に、妻を亡くした教師がその死の真相に迫る“リベンジサスペンス”と銘打たれた本作の魅力について、5名がトークを繰り広げた。
会見では、ダブル主演を務める浅香さん、杢代さんをはじめ、出演された5名の俳優陣が登壇。作品の魅力や撮影現場での裏話についてトークが行われた。なお会場には、浅香さん、杢代さんのファンも駆けつけ、熱気に包まれた中で会見はスタートした。
杢代さんが所属するダンスボーカルユニット「原因は自分にある。」による主題歌「ドパミン・シンギュラリティ」をBGMに、MCによる呼び込みを受けて本日のゲスト5名が登壇。5名ともオレンジと緑を差し色にした統一感のあるスタイルで登場すると、会場は一気に華やかに。主演を務める浅香さんは「本日は起こしくださりありがとうございます。楽しんでいってください」と、作品の顔として挨拶。同じく杢代さんも「精いっぱい、ドラマの魅力を伝えられたら」と意気込みを語った。
オリジナル脚本となる本作の感想と役作りについて
MCからの最初の質問は、「オファーを受けたときの気持ち」について。妻の死の真相を明らかにするべく、謎多き名門男子校に潜入した元俳優・水戸祐介を演じる浅香さんは、本作の監督(河原瑶)とは立て続けに作品を共にしていることを明かした。「(前回の作品と)役柄は違うけれど、浅香の新しい顔が見せられたら」と、癖の強い設定が散りばめられている本作のオファーを受けた理由を説明した。
撮影現場については、他のキャストと笑顔でアイコンタクトを取りつつ「(雰囲気は)良かったですよね?」と、その雰囲気の良さを会見でもうかがわせていた。
学園に転校してきた高校生で、水戸に協力する遠山拓実を演じた杢代さんは、浅香さんとダブル主演であること、男子高校生を演じられることを含め、「自分の中でも成長できるだろうという強い思いがあった」と、オファーが来たことへの喜びを素直に話してくれた。
明るいキャラクターの現代文教師・関華子を演じた北乃さんは、今まで演じたことのない役柄だったと語り、さらに「役作りのために勉強しなければいけないことがあった」と、物語の展開にかかわるキャラ設定に対して言及。
また、学園を牛耳る理事長・萬海真美子の息子で、校長を務める萬海茂一を演じたひょうろくさんは、真美子役の観月さんと親子であることも含めオファーには驚きがあったという。ただ、「観月さんの息子を名乗れることは今後ないと思うのでラッキー」と、その意外性を受け入れたそうだ。
そして茂一の母であり、萬海学院の理事長として学校を支配するキーパーソン・萬海真美子を演じた観月さんは、「悪役の中の悪役という存在」と役柄を表現。その上で、ひょうろくさんが息子で、さらに孫がいる立ち位置の面白さを解説。「私、おばあちゃんの役をやるようになったんだ」と、感慨深そうに語っていた。
役作りでこだわった点、苦労した点
続いての質問は、役作りについて。浅香さんは、仮面教師というタイトル通り二面性を持った水戸の役柄を、「どこまでが本心で、どこまでが演じているのかが複雑」と紹介。復讐のために学校に潜入しているものの、生徒たちとの交流で気持ちが揺れ動く彼の「何を考えているんだろうと思わせるような見せ方」を、監督と共にディスカッションしながら役を固めていったという。
ここでMCからの無茶ぶりで、浅香さんは爽やかな表情と、仮面を脱いだときの水戸の表情を披露させられることに。当初は困惑していたものの、覚悟を決めた様子で見せた浅香さんの表情は十分に二面性が伝わるもので、会場からは拍手が巻き起こった。
杢代さんは演技上のこだわりとして「先生」というセリフに着目し、毎回言い方を変えていたと解説。ここでもMCの無茶ぶりにより、杢代さんも親しみが感じられる言い方と、怒りがある言い方の2パターンで「先生」のセリフを披露することに。声色も変えながら表現された拓実の繊細な芝居には「おぉ~」と会場も盛り上がり、大きな拍手が送られた。
北乃さんは、とにかくテンションの高い華子を演じるため、意識的に現場でも元気に過ごしていたと、カメラが回っていない場所での振る舞いも含めて役作りを行っていたと語った。
ひょうろくさんは、校長先生を演じるにあたって学園ドラマをいくつか観たそうだが、「校長というキャラが髭を蓄えてオールバックの風貌が多い」ため参考にするのが難しく、そのまま現場に入ったそうだ。
観月さんは、全体としてはシリアスな作風となっている本作だが、観月さんとひょうろくさんの親子シーンだけは「コミカルなものが多かった」と振り返る。中でもひょうろくさんを叩いたり蹴ったりするシーンでは、怒り方、叱り方のバリエーションを考えながら演じていたそうだ。
現場スタッフからの裏話
ここからは、現場スタッフから寄せられたマル秘エピソードに各キャストが答える形式に。
浅香さんには、「謝りたい裏話」と題し、「重い役作りを求められた日が浅香さんの誕生日。テンションのコントロールが難しいときにお祝いをしなければならなかった」とスタッフから謝罪も含めたエピソードが明らかに。
浅香さんは「泣いたり怒ったりが続く一日だった」と、実際にその日はハードな撮影を行っていたと告白。一方で、誕生日であることを知っているスタッフから申し訳なさそうな視線を感じていたそうで、「僕の誕生日がずらせれば(笑)」と冗談交じりに回答。お祝いは夕方の休憩時にあったそうで、最終的には「人生で一番充実した一日になった」と振り返っていた。

杢代さんには、「可愛かった裏話」と題し、撮影の空き時間に現場を離れるとき「大丈夫です!●●時には戻ってきますから」と颯爽と出ていくところが無邪気な子供のようだった、とのエピソードが寄せられた。
杢代さんは、撮影当時は過密スケジュールで、カフェに出てセリフを覚えたり、(所属するダンスボーカルユニットの)ダンスの振り付けを覚えたりしていたそう。「公園に行って(遊んで)いるわけではないです(笑)」と、スタッフの誤解を解こうとしていた。一方で、ラーメンやパスタといった麺類を空き時間に食べることもあったそうだ。

北乃さんには「驚いた裏話」と題し、天真爛漫な華子のように現場でもずっと喋っていたのが驚きで、素の部分も似ているのかとの質問が。
北乃さんは、「そうじゃないと華子を演じられなくて」と、若いときから顔見知りのメイクさんにも手伝ってもらい、テンションを上げて会話していたとのこと。普段の北乃さんよりもテンションの高い華子になり切ろうとしていたからこそ、憧れの先輩である観月さんにも気持ちを伝えることができたと、そうした役作りが功を奏したエピソードも明かしてくれた。浅香さんはそんな北乃さんの明るさに「助けられました」と話すと、観月さんも「コミュニケーション能力が高いんだなと思いました。花が咲いたように明るい雰囲気になるので」と、現場のムード作りにも大きく寄与していたと北乃さんの振る舞いを絶賛していた。

ひょうろくさん、観月さんには「笑った裏話」と題して、真美子が茂一に厳しく当たるシーンをフィーチャー。ひょうろくさんが「思いっきりやってください!」と観月さんに伝えているのが逆に笑えてしまった、とのエピソードが寄せられた。
これに対してひょうろくさんは、観月さんに殴られたり蹴られたりするのは光栄で「やった!」と思っていたとのこと。「思いっきり」と伝えていたのは、手加減されることは嫌だったからと説明していた。ところが、観月さんはそんな思いとは裏腹に手加減なく「パーンと普通にきた(笑)」と、ひょうろくさんは嬉しそうに話してくれた。観月さんは「無駄にためらわれると痛いじゃないですか(笑)?」と、こちらも笑って釈明していた。
一方で、観月さんは事前に殴るところや蹴るところを丁寧に教えてくれたそうで、その優しさには感銘を受けた様子。対して観月さんは、ひょうろくさんの腰の低さが印象に残ったそうだ。

どちらを選ぶ?究極の二択
最後のコーナーは、キャストたちに究極の二択を答えてもらうコーナーへ。
最初の質問は、「親しい人が重大な秘密を抱えていると知ったら…本人に聞く?本人が話すまで待つ?」というもの。

「本人に聞く」と答えたのはひょうろくさんで、残り4名は「本人が話すまで待つ」と回答。浅香さん、北乃さん、観月さんは、基本的に待ちの姿勢で、本人が言いたいときに言ってもらえれば、と相手に寄り添うことを優先すると説明。
杢代さんは、そうした気持ちに付け加える形で「秘密って聞いちゃうと自分も秘密にしなきゃいけない。知らない方が良いなって思うことが(業界的にも)多いので、言ったらいけないことは聞かない」と、聞かされる側の苦しさを語ると、キャスト陣からも同意を得ていた。
一方、「本人に聞く」と答えたひょうろくさんは、「デリカシーがないとよく言われます。(他人と)距離感を合わせるのが得意じゃない(笑)」と回答。本作の撮影中にも、観月さんにプライベートなことを聞いてしまいそうになることが何度かあったそうで、「いかんいかん」とその気持ちを抑えていたエピソードを話してくれた。
二問目は「自分がピンチになったら……まず自分で解決する?すぐに誰かに相談する?」の二択。
自分で解決すると答えたのは浅香さん、杢代さん、北乃さんの3名。北乃さんはその理由として「誰かに相談する選択肢があまりない。もし交友関係が広かったら相談したい」と説明。浅香さんは、「基本的には自分で」と補足しつつ、母親や妹など家族に相談することもあると語る。杢代さんは、10代の頃は周りに頼ってきたため、20代になった今では「自分で解決するぞという背中を見せていかなければ」と、大人としての成長を意識した姿勢を明かす。もしピンチになった場合は、メンバーやファンを頼りにしていると、本音も聞かせてくれた。
「すぐに誰かに相談する」と答えた観月さんは、杢代さんとは逆に「10代のときは“私、自分でできるから”という意思が強かった」と振り返る。それが大人になるにつれ「無駄な抵抗はしない。ピンチになったら友達、スタッフ、家族にとっとと相談して、話をしながら頭を整理して解決していく」と、その解決法まで明かしてくれた。杢代さんも観月さんの意見を聞いて、「僕もすぐに相談するようにします!」と、その考えに感化された様子だった。
観月さんと同じくすぐに相談すると答えたひょうろくさんは「自分が一番信用できない(笑)」と回答。以前、海外ロケのために羽田空港に向かったところ、実際は成田空港に集合しなければならなかったという大ピンチなエピソードを披露。「自分が一番信用できない」との発言に対する説得力を自ら補強していた。

視聴者へのメッセージ
約1時間にわたった記者会見は終了となり、5名から締めくくりの挨拶が行われた。
「すごく面白い作品になっていて、物語の最後も“しびれるぅ~”となったので、ぜひ観てください」(ひょうろくさん)
「最後までドキドキハラハラさせてくれる作品。年齢問わず楽しんでいただけると思います」(北乃さん)
「毎回、驚きの展開がありますので、ぜひ様々な考察をしながら楽しんで観ていただけると光栄です」(観月さん)
「学園の闇が暴かれていく爽快感やスカッとするシーンもあるので、楽しめると思います。僕はこの学園の高校生として出演したのですが、学園の部室のメンバーにはけっこう思い入れのある同世代の人もいて、芝居をしていて楽しかったですし、これからも芝居を頑張っていこうと思えたので、ぜひ観ていただけたらと思います」(杢代さん)
「どんなドラマなのか、この記者会見の内容だけだと想像がつきにくいかと思いますが、癖が強い内容になっていて、キャストのみなさんも振り切ったような芝居をされているので一緒に芝居していても楽しかったです。扱うテーマは重いかもしれませんが、ポップに楽しんでいただいても良いですし、心の闇や痛み、喪失を抱いている人は、そういうものに向き合って人と接点を持つ大切さ、前に進んでいくことの重要さを感じ取ってもらえたら嬉しいです」(浅香さん)
このあと、キャスト5名でのフォトセッションを経て記者会見は終了。世代の異なる豪華なキャスト陣が顔を揃えた記者会見は、そんな世代差を感じさせない和気あいあいとした雰囲気と、全員から作品への自信が感じられるものとなった。
番組概要
【タイトル】『仮面教師~妻を亡くしたその日から』
【放送枠】中京テレビ・日本テレビ系全国ネット【日本テレビ系 28 局+ TOS ・ UMK 30 局ネット】水曜プラチナイト
【放送時間】10月7日スタート 毎週水曜 24時24分〜
【出演者】浅香航大 杢代和人
北乃きい 川島海荷 ひょうろく 袴田吉彦 西尾まり
荒木飛羽 簡秀吉 井内悠陽 酒寄楓太 財木琢磨 藤井美菜
山崎竜太郎 冬野心央 松本仁 植野花道 藤林泰也 白鳥晴都
観月ありさ
【脚本】渡辺佑欣 河原瑶 国井桂 北浦勝大
【主題歌】:原因は自分にある。「ドパミン・シンギュラリティ」 (SDR / Polydor Records)
【監督】河原瑶 瀬野尾一 山下和徳
【チーフプロデューサー】栗田美和
【プロデューサー】渡邊竜 松田裕佑 吉廣円花
【制作】CTV MID ENJIN
【制作協力】松竹
【制作プロダクション】トータルメディアコミュニケーション
【製作著作】中京テレビ
【推奨ハッシュタグ】#仮面教師



