CTV報道ドキュメント2017 ビンの中のお父さん 被爆者調査“真の狙い” 2018年 ABU賞(アジア太平洋放送連合)テレビ・ドキュメンタリー部門 最優秀賞受賞:中京テレビ

CTV報道ドキュメント2017 ビンの中のお父さん 被爆者調査“真の狙い” 2018年 ABU賞(アジア太平洋放送連合)テレビ・ドキュメンタリー部門 最優秀賞受賞:中京テレビ 再放送:2018年10月14日(日)26時39分~放送 2017年12月17日(日)25:05~26:00

再放送:2018年10月14日(日)26時39分~放送 2017年12月17日(日)25:05~26:00

  • イメージ
  • イメージ
  • イメージ
  • イメージ
  • イメージ
  • イメージ

「被爆者のためになったならいいんだけど。それを元に核を開発したなら合点がいかない」

「被爆者のためになったならいいんだけど。それを元に核を開発したなら合点がいかない」

introduction

ABCCは、原爆投下後にアメリカが“被爆者の健康調査”を目的に、広島と長崎に建てた調査機関。
ある被爆者は語ります。
「調査だけで治療をしない。モルモットと同じだ」。

原爆投下後に、被爆者を調査した機関、通称ABCC(原爆傷害調査委員会)。
調査研究の名のもとに、被爆者は徹底的に調査された。
ABCCに、亡くなった父親を解剖された三重県四日市市に暮らす女性。彼女とともに被爆者調査を追うと、現在の核時代に密接に繋がっていた被爆者研究が見えてきた。

そして今も長崎に眠っているという父の臓器…。姿を変えた父親は彼女に何を語るのか。
現代にもつながる核の脅威と、そこに翻弄された人々や国を追った。

ABCCは、原爆投下後にアメリカが“被爆者の健康調査”を目的に、広島と長崎に建てた調査機関。ある被爆者は語ります。「調査だけで治療をしない。モルモットと同じだ」。原爆投下後に、被爆者を調査した機関、通称ABCC(原爆傷害調査委員会)。調査研究の名のもとに、被爆者は徹底的に調査された。ABCCに、亡くなった父親を解剖された三重県四日市市に暮らす女性。彼女とともに被爆者調査を追うと、現在の核時代に密接に繋がっていた被爆者研究が見えてきた。そして今も長崎に眠っているという父の臓器…。姿を変えた父親は彼女に何を語るのか。現代にもつながる核の脅威と、そこに翻弄された人々や国を追った。


みなさまからのご意見ご感想

  • 素晴らしいドキュメンタリーでした。軍事目的だとこうも国は熱心に、個人の尊厳を無視して調査をするものなのですね。被曝だけでは終わらない苦しみ。胸が痛みます。もっと多くの人が見られる時間帯での放送を望みます。

    主婦 45歳 女性

  • 当時のABCCとアメリカの非人道的な扱いについて知ることができたとともに、70年前にこれほど残酷なことが行われてたことが深く心に残りました。今では献体を軍事的に扱うことはないはずですが、このことは負の歴史として広く知ってもらう必要があると思います。ぜひゴールデンタイムにも放送していただきたいです。

    19歳 男性

  • 現在世界は核の傘だからこそある安全保障を得ていますが核の脅威に関しては世界にどんどん発信していくべきではないでしょうか。また、他国を信用することは不可能なので核がなくなる世界は来ないでしょうがアメリカがやった非人道的な行為、一般市民の大量虐殺、する意味がなかった2発目の広島とは違うプルトニウムを使った長崎原爆投下はもっと非難されるべきです。この番組を見てさらにその気持ちは強くなりました。私はひとりの学生なんの力も持たないですが世の中に対して疑問だらけです。そのひとつにあなたがたメディアに関してです。発信力のあるあなた方メディアがこんな素晴らしい番組を深夜枠でやったりしているのか不思議です。テレビをつけるとモリカケばっかりですが視聴率という数字ばかり追っているメディアの魂は腐っていると思います。世の中を良くするために良い番組を良いように発信してください。

    学生 21歳 男性

  • 本当に…本当にすごい番組でした。偶然目にしたのですが、最後まで動けませんでした。これはたくさんの方に見て貰うべき番組だと思います。ひたすら恐ろしく、悲しく、言葉になりません。平和を願います。心から、ただただ平和を望みます。すごいものを見せて頂きました。ありがとうございました。

    主婦 38歳 女性

  • ただ、ただショックです。このように死後人の体を人体実験のように扱われるなんてない非人道的です。ここにある事実を、私たち戦争を知らない世代がこの事実を真剣に受け止めて行かなければいけないと思いました。

    会社員 35歳 女性

  • 今年、「キャッチ!」の中で何度かABCCを取り上げられていましたね。『なんで愛知でABCCを?』と疑問に思っていましたが、この番組の取材の中間報告だったんですね。(あまり大々的な告知の無かった)9月の放送を拝見して、これはもっと多くの人に見てもらうべき番組だと確信しました。NNNドキュメントでより多くの人が、原爆について、原爆治療のありさまについて、命の尊厳について考えるきっかけになればと願っています。 また、ABCCの継承団体である放影研の丹羽理事長から公式謝罪を引き出した番組スタッフの皆さんの真摯な報道姿勢に感服いたしました。これからも、もっとよい番組作りに励まれることを期待しております。

    会社員 54歳 男性

NNNドキュメント