2023年12月3日放送
予防救急~ お正月など誤えんによる窒息編
「予防救急」とは、救急車を呼ぶような病気やケガを未然に防ぐために、日ごろから気を付けて行動する事。実は、自宅の中には事故につながる様々な危険が潜んでいます。第1位は玄関やふろ場などの段差でつまずく「転倒」。
第2位は階段やベットなどから落ちる「転落」。第3位はお餅や食べ物などをのどに詰まらせる「窒息」。(参考資料「東京消防庁救急搬送データから見る日常生活事故の実態」)では食べ物をのどに詰まらせないため日ごろからどのような対策が必要でしょうか。
まず料理は細かくしゆっくりよく噛むようにしましょう。お茶などの水分を取りながら食事をしましょう。周りにいる人は、急に話しかけて慌てさせないように気を付けてください。もし、のどに食べ物を詰まらせたら出来るだけ強く咳をするように促してください。
それでもダメな場合119番に通報してください。特にこれからの季節“誤えんによる窒息”の事故が発生しやすくなります。そこで名古屋市では応急手当を学ぶ講習会を開催しています。
名古屋市にお住まいやお勤めの方を対象に異物除去のほか心肺蘇生法やAEDの取扱方法などを無料で教わる講習会を定期的に開催。詳しくは名古屋市公式ウェブサイト「応急手当講習会」で検索してください。(名古屋市消防局救急課 052-972-3563)

