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“初”愛知県産の生ガキ出荷開始 「島の活性化のため―」離島での6年越しの挑戦実る

愛知 特集 2021/02/11 19:00

濃厚な味でプルっとした食感が特徴の生ガキ。2月から“初めて”となる愛知県産の生ガキの出荷が始まりました。

難しいといわれる生食用カキの養殖に挑戦したのは、愛知県・篠島の漁師たち。ライバル同士が手を組み挑戦した背景には、人口減少と高齢化が進む離島ならではの理由がありました。

 

2月1日。篠島で、1つ1つ丁寧に手作業で梱包作業する男性たち。詰めていたのは、愛知県産の生ガキです。

カキを稚貝から育てる養殖場の筏(いかだ)。ここだけでカキが6000個育つといいます。

「ここがカキの養殖場。これを1個ずつバラすんだけどその前の状態。1年このままの状態にしてある」(朋輩牡蠣 岡田光浩さん)

 

生食用のカキは海域の指定を受け、菌の数を基準値以下にするなど厳しい条件があり、今まで愛知県では作れませんでした。

そんななか、愛知県初の生食用のカキの養殖に挑戦したのは、篠島の4人の漁師。

もともと篠島でシラス漁を行っていましたが、6年前からこの場所で生食用のカキの養殖を始めました。

シラス漁ではそれぞれが自分の船を持つライバルですが、休漁期間に旬となるカキで力を合わせることにしたのです。

「毎年1月から3月になると魚がいなくなる。その時に働き口がないから(始めた)」(朋輩牡蠣 岡田光浩さん)

 

冬の時期だけ島から出て、漁とは関係のない仕事を求める人もいるという篠島。

人口減少と高齢化も進んでいるため、新たな働き口を自分たちで生み出したかったと話します。

「何か島のことでできないかなと思って。篠島の活性化のために頑張れることがないかと思って始めた」(朋輩牡蠣 天野淳一さん)

そして、たどり着いたのが、生ガキの養殖でした。

「生ガキにやっとたどり着いた。やっぱりカキといえば生で食べたい。生の方が、価値があると思うもんで」(朋輩牡蠣 岡田光浩さん)

「生食と加熱用は大変さが違う?」(記者)
「気を使う。品質の管理とか、殺菌もしないといけないし」(朋輩牡蠣 岡田光浩さん)

 

手助けしたのは、生カキ専門で商社をしている坂本さん。

他県の先輩業者の紹介や、検査ができる会社を探すなど全力でバックアップしました。

「愛知県産の生食用のカキが食べられるってあんまり想像していなかった。実際食べてみてもおいしいカキだったので、篠島、愛知県が誇れるものになると思って」(OYSTER和音 坂本了さん)

基準を満たしながらおいしいものを作るため試行錯誤してたどり着いたこのカキ。

その名前は?

「朋輩(ほうばい)カキです。朋輩って篠島の言葉で仲間のこと」(朋輩牡蠣 岡田光浩さん)

篠島の漁師たちが育てる、仲間という名がつけられたカキ。

多くの人に食べてほしいと、ネット販売も始めました。購入すると開け方の説明書やオイスターナイフも付いてきます。

「生食で食べてもらうことがみんなの夢だった。全国の人に篠島のいいカキを食べてもらいたい」(朋輩牡蠣 天野淳一さん)

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