• index
  • program
  • Locipo
  • news_weather
  • announcer
  • event
  • chukyokun
  • present
  • TVschedule

中京テレビNEWS

こちらでもニュース配信中!
YouTubeでは過去に放送した特集・ドキュメンタリーも!

漁師歴67年“大ベテラン漁師”は「90歳まで現役」が目標 船の操縦から漁まですべて一人で 網にかかったのは大きな獲物 三重・紀北町

報道局
特集 三重 2022/03/30 19:00

三重県紀北町の長井義郎さん。現役最年長の漁師で、御年なんと87歳。漁師歴67年の大ベテランで、今も1人で漁に出ているんです。大きな魚もぐいぐいと引き上げる、その元気の源とは。

紀北町の長島港。地元の漁師たちが「長老、元気ある」「最年長、先生かな」という、長井さんは、現役最年長のベテラン漁師。

「今から沖に行って、3時の合図で(作業を)スタートして」(長井義郎さん)

船に乗るのは長井さんだけ。漁場に到着したら、全長700メートルの網を仕掛けます。

船の操縦から漁まで、すべて1人でやっているんです。

午後4時すぎに帰宅し、食事の準備も自分でします。

この日、炊くお米は、なんと3合半。長井さん1人で食べるといいます。

「食べるやろ。やっぱり動くもんで食べるんさ」(長井さん)

20歳で漁師になった長井さん。若いころは、遠洋漁業でマグロ漁をしていました。

当時、グアム島の手前にあるアグリハン島まで行っていたといいます。

「水も十分持っていなかったから、『スコールが来たぞー』って言って、裸になって(体を洗った)。今思えば、みじめな生活さ」(長井さん)

その後、26歳で、ますよさんと結婚。子どもが巣立ち、夫婦で過ごしていましたが、6年前に、ますよさんが他界。それからは1人で暮らしています。

日付が変わり、午前3時半。

仕掛けた網を引き上げると、カワハギやマダイなど、たくさんの魚が取れました。

さらに、網を引き上げていると、大きな獲物が。

取れたのは、なんとサメ。

「交尾する時期だから、上がってきたんやわ。春になると取れるんさ」(長井さん)

その後、もう1匹サメを引き上げ、この日の漁は終了しました。

この日の漁は「まあ普通やな」と長井さん。

港に戻り、網をほどきながら、かかった魚を取り出すと、かごの中はいっぱいに。市場での売り上げは、2500円ほどになりました。

この日に取れたマダイは、地元の料理店「喜多屋」で立派な料理に。

カマの煮つけに、アラを使ったみそ汁、刺身の付いた、タイづくしのランチ定食。

「『80歳を過ぎた現役のおじいさん漁師が釣ってきた魚だよ』って言って。お客さんたちは『うそー、80過ぎ?』って(驚く)」(喜多屋 東佐知 代表)

食べたお客さんは「プリプリで甘くて、いくらでも食べられますね」と好評でした。

そのころ、長井さんは港に残り、破れた網の修理をしていました。

87歳で現役漁師の長井さんに、元気の秘訣(ひけつ)を聞きました。

長井さん「海に出て、いろんなことを言ってな。しゃべっているのが若い秘訣かもしれないな」
記者「若い人に負けたくない気持ちはある?」
長井さん「うん、そういう気持ちあるな。そういう気持ちがなかったらアカンしな。やっぱり『まだ負けるかー』って気持ちで沖に行かないといけないな。いつ辞めるかわからないけど、目標は90歳まで記録更新やな」
 

この記事をシェアする

中京テレビNEWSLINEで中京テレビのニュースを読む 友だち追加

最新のニュース

中京テレビNEWS トップへ