• index
  • program
  • Locipo
  • news_weather
  • announcer
  • event
  • chukyokun
  • present
  • TVschedule

中京テレビNEWS中京テレビNEWS

投稿BOX
投稿BOX

声を出しての会話はNG 筆談カフェが話題 「聴覚障害へのイメージを変えたい」思いが背景に

特集 三重 2020/10/30 10:00

 声を出すことはNG、会話は筆談で…、というカフェが話題となっています。その背景には、“聞こえない”ということを体験してもらうことで、聴覚障害に対するイメージを変えたいという思いがありました。

 

 三重県いなべ市で廃校となった小学校の中に、今年8月にオープンした「桐林館(とうりんかん)喫茶室」。

 このカフェは通称“筆談カフェ”といって、店内で声を出すのはNGとなっています。

「音声を使わない、声で話をしないことを体験してもらうカフェです」(桐林館喫茶室 金子文絵さん)

 

 店中には多くのお客さんがいるのですが、とても静か。話し声はなく聞こえるのはコーヒー豆を挽く音だけです。

 注文をするときも指差しで店員さんも声を出しません。

 

 お客さんたちはノートに文字を書いて、会話を楽しんでいるようです。他にも絵しりとりをして楽しんでいる人の姿も。

 お店の外でお客さんに感想を聞いてみると。

「最初は抵抗があったんですけど、書くっていうのが普段しないことで、思ったより楽しく過ごせました」
「書いたほうが安心する」
「(家族が)普段より仲良くなれた気がする」

 みなさん、音のない世界を楽しんでいました。

 

 看護師でもあるカフェのオーナー金子文絵さん。

 聴覚障害者が普段から使っている筆談というツールを通じて、一般の人にその世界を体験してもらいたいと、このカフェを始めました。

「聞こえないという世界を体験することで、聞こえないというのが誰かの障害ではなくて、自分事となるような体験にしてもらいたい」(桐林館喫茶室 金子さん)

 このカフェを通して、聴覚障害に対するイメージを変えたいといいます。

「聞こえないというのがそもそも障害なのか。面白さって、関わってみないと分からないと思う。障害あるなしとかにかかわらず、生きやすくなるといいなと思っています」(桐林館喫茶室 金子さん)

 オープンするにあたり、筆談カフェがお客さんに受け入れてもらえるか心配だったという金子さんですが、お客さんが残した“ある”書き込みが心に残っているといいます。

 それは…


「“不自由が快適に感じます。落ち着きます”っていうこの3行がオープンしてから印象に残っている。オープンしてよかったなと素直に思いました。こういう風に感じてくれる方がたくさん増えたらうれしい」(桐林館喫茶室 金子さん)

この記事をシェアする

中京テレビNEWSLINEで中京テレビのニュースを読む 友だち追加

最新のニュース

中京テレビNEWS トップへ