有効期限切れのワクチンを20人に誤接種 確認不足が原因か 愛知・豊田市
愛知県豊田市の医療機関で、有効期限が切れた新型コロナウイルスワクチンを誤って20人に接種していたことが分かりました。
豊田市によりますと、有効期限が切れたワクチンが接種されたのは、市内の医療機関を訪れた30代から50代の男女20人です。
いずれも3回目の接種として、先月28日に7人、今月2日に13人が受けていましたが、この医療機関が11日に、ワクチンの在庫を確認したところ、先月25日に有効期限が切れていたことが分かったということです。
接種の際に有効期限の確認を怠ったことが原因とみられ、現時点で健康被害の報告はないということです。
市では、今回接種された有効期限切れのワクチンの効果に問題はないとして、再接種は行わない方針です。
市は、各医療機関に再発防止を呼びかけることにしています。