2か月以上不在となっている名古屋市の教育長について、河村たかし市長は15日、文部科学省の元課長を充てる人事案を示しました。

名古屋市の教育長をめぐっては、今年3月、前の副市長を充てる人事案が議会に提出されましたが、同意が得られず、4月から不在となっています。

河村市長は、15日の議会運営委員会で、文部科学省の児童生徒課長などを務めた坪田知広氏（53）を新たな教育長に充てる人事案を示しました。

坪田氏は1992年に当時の文部省に入省、愛知県警の少年課長などを歴任し、現在は国立高等専門学校機構の理事を務めています。

この人事案は、今月17日からの6月定例議会に提出されます。