• index
  • program
  • Locipo
  • news_weather
  • announcer
  • event
  • chukyokun
  • present
  • TVschedule

中京テレビNEWS

こちらでもニュース配信中!
YouTubeでは過去に放送した特集・ドキュメンタリーも!

お墓の“サブスク” 墓離れ・寺離れ進むなか期待 定額制で好きな時だけ利用可能に 解約時は無料で合同の墓に埋葬も

報道局
特集 三重 2021/06/22 17:00

定額制でサービスなどを利用できる“サブスクリプション”。コロナ禍で、さまざまな分野に広がっています。この仕組みを活用して、三重県津市のお寺では、お墓を好きな期間だけ利用できるサービスを始めました。墓離れ、寺離れが進むなか、画期的なサービスとして期待されています。

 

三重県津市にある「浄誓寺」が今年4月から“サブスクリプション”という仕組みで、新しいお墓のサービスを始めました。

サブスクリプション、略して“サブスク”とは、利用者が定額料金を払い、好きな期間だけ利用できるというもの。

浄誓寺では、利用者に墓石と骨つぼが一体になった「偲墓(しぼ)」を購入してもらい、月額3300円で、すべての法要や供養、お墓の掃除や管理などをしています。

 

新サービス「偲墓」は浄誓寺などが開発したもので、現在、三重や愛知、大阪などの7つの提携寺院で受けることができ、檀家でなくても利用できるんです。

一般的なお墓の場合、平均購入価格は169万円ですが、偲墓の場合、利用者は27万5000円で骨つぼ型の墓石を購入し、お寺に預けるだけ。

 

さらにー。

「好きなときに(サービスを)やめることができます。そこで『遺骨を返します』ということではなく、その後、お寺の永代供養墓に入れてもらうことができます」(佛英堂 野呂英旦 専務)

解約時に、追加料金なしで、お寺が管理・供養してくれる合同のお墓に埋葬できるんです。

利用者に聞くとー。
「自分自身は子どもがいないというのもあり、お墓を建てたとしても、その後が難しいというのがあり、父親の供養をできるだけした後、永代供養墓の方にお願いしようかなと」(利用者)

 

では、お寺にとってのメリットとはー。

住職が見せてくれたのは、境内の墓地にあるお寺によって墓石が倒されたお墓。約650年前から続く浄誓寺では、近年、お墓参りもせず、お墓を放置してしまう人が増えていて、このようなお墓がどんどん増えているといいます。

「放置されている状態で、はがきを出しても返ってきたり、電話がつながらなかったりという状態です。誰が(墓を)後継いでいるのか、うちも把握できていない。把握できていたら、(連絡して)すぐに撤去して空けられるが、把握できないもんで、こうやって倒して様子見というかたち」(真宗高田派 浄誓寺 稲森栄政 住職)

供養する人がいなくなった、いわゆる無縁仏。撤去には、複雑な手続きや、かなりの費用がかかるため、お寺にとって、大きな負担になっているといいます。

 

「20~30年先に、ほとんどの寺が機能しなくなると言われている。それを食い止めるために偲墓を使って新しいものを発信していきたい」(浄誓寺 稲森住職)

好きな期間だけ利用できるお墓。墓離れ、寺離れが進むなか、画期的なサービスとして期待されています。

この記事をシェアする

中京テレビNEWSLINEで中京テレビのニュースを読む 友だち追加

最新のニュース

中京テレビNEWS トップへ