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大村知事「物理的な病床はある」 医療ひっ迫の名古屋市に、愛知県が“病床数を公表しない”よう通達

報道局

 医療現場のひっ迫を訴える名古屋市。

 最前線で闘う医師も危機感を示す中、愛知県が「病床数を公表しない」よう通達を出しました。


 名古屋大学医学部附属病院(名古屋・昭和区)の医師は、患者が増え続ける状況に不安をあらわにします。

「これ以上、新しい患者さんを受け入れることは少し難しい状況。限界未満のところで、なんとか采配している状況です」(名古屋大学医学部附属病院 沼口敦 医師)

 集中治療室では新型コロナの重症患者を8人まで受け入れることができ、現在は5人が入院しています。しかし…。

「物理的にベッドはあっても患者をみるスタッフを確保できなければ、責任をもった診療ができない」(名古屋大学医学部附属病院 沼口 医師)

 医療スタッフの負担を考えると今の状況がギリギリだと話しました。

 今後、新型コロナの患者が増えると通常の診療にも影響が出る恐れがあるといいます。

 

 ひっ迫する名古屋市の医療体制。そんな中、愛知県の大村知事の発言が混乱を生み出しています。

「名古屋市が『医療現場が大変だ』と言っているが、物理的な病床はある」(大村秀章 知事
/12月8日)

 大村知事は、医療体制のひっ迫を訴える名古屋市に苦言を呈したのです。

「病床数」をめぐり、名古屋市と愛知県の間には「認識のズレ」が生まれています。

 



 新型コロナの感染拡大で注目されるようになった「病床数」。

 愛知県では900床を確保し、12月8日時点での使用率は47%としています。

 しかし、このうち300床を担う名古屋市は、医療従事者の人手不足などで実際に運用できるのは約180床だと訴えています。

 

 名古屋市の河村市長は“用意したベッドをすべて使えるわけではない”という現状に理解を求めています。

「名古屋市内で、もう1人も(病院に)入れないという状況ではない。ただ病院の方に大変努力いただいて、精いっぱい対応を続けているということ」(河村たかし 市長)

 これに対し、愛知県の大村知事は。

「名古屋市の東部医療センター、それから名市大病院とあるけれども、受け入れると言われていた人数の半分も入っていないのに、それで“いっぱいだ”と言われても、それは困りますね」(大村 知事)

 

 言い分が食い違う中、8日、愛知県は名古屋市の病床数を公表しないよう通達。これに対し河村市長は反発しています。

「現実に受け入れ可能なベッド(病床)数を言うのは行政の義務、行政の務めだと思います」(河村 市長)

 感染制御が専門の愛知県立大学・清水宣明教授は「確保した病床を全部稼働できないのは医療の常識」として、愛知県の通達を「理解に苦しむ」と指摘します。

 名古屋市は愛知県から「県単位で入院調整を行っているので、県全体で(病床数を)公表したい」と説明を受けたということです。
 

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