愛知県職員ボーナスも10年ぶり引き下げ勧告 新型コロナの影響
報道局・政経班
愛知
2020/10/27 11:40
愛知県職員のボーナスにあたる「特別給」について、県の人事委員会は27日、0.05か月分引き下げるよう大村秀章知事と県議会に勧告しました。県職員のボーナス引き下げ勧告は10年ぶりです。
勧告はこれまでの4.5か月分から4.45か月分に引き下げる内容です。新型コロナウイルスの影響で民間企業のボーナス支給割合が下がっていることを受けたもので、引き下げ勧告はリーマンショックが影響した2010年以来です。大村知事は「尊重して適切に対応したい」と答えました。
対象は、愛知県職員約5万5000人で1人あたり平均2万円の減額。総額約15億円の人件費が削減される見込みです。
公務員のボーナスについては、今月20日に名古屋市でも10年ぶりに引き下げ勧告が行われています。