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81歳で「長年の夢」喫茶店をオープン モーニング発祥の地・愛知県一宮市で“第二の人生”

報道局
愛知 特集 2021/06/17 10:00

モーニング発祥の地、愛知県一宮市の激戦区といわれるエリアで、80歳を越えた男性が喫茶店をオープンさせました。長年の夢を叶えるため、6年前まではクリーニング店だった場所を自力で改修。こだわりが詰まったお値打ちモーニングで“第二の人生”も出だし好調のようです。


住宅街の中にポツンとある、今年2月にオープンした「喫茶清風」。

モーニングを頼むと付いてくるボリュームたっぷりのセットが好評で、この日もたくさんの常連客が訪れていました。

「多い時は朝来て昼も」
「昼からも来るもんね」
「お昼兼用です。モーニングじゃなくてランチです。私たちは」(常連客)


お店を営むのは、7月で82歳になる平林清次さん(81)。清次さんを支えるのは奥さんの三枝子さん(74)です。

 

喫茶店がある場所で、2人は6年前までクリーニング店を営んでいました。もともと料理を作ることが大好きだったという清次さん。クリーニング店の閉店から6年がたち、80歳を越えたこのタイミングで喫茶店をオープンしたのは、清次さんの希望でした。

「こういうことは昔からちょっと好きやもんで」(平林清次さん)

二女の佐恵子さんも以前、清次さんの本音を聞いたことがありました。

「父の、喫茶店をやるのが夢だった、というのもあって」(二女・品川佐恵子さん)

清次さんにとって、この喫茶店は“第二の人生”だったのです。

 

善は急げということで、清次さんは自分でお店の改修工事を開始。

約1年かけてお洒落な喫茶店に仕上げました。

 

清次さんの1日は早朝5時半、前日に仕込んでおいたシフォンケーキをカットすることから始まります。

自慢の手作りのシフォンケーキは、定番のバナナ味に抹茶味、さらに生のイチゴを使った最新作も評判がいいのだとか。

「ほんとにおいしいって言ってくださるから、張り合いがあるわね、やっぱり焼くのに」(清次さん)

一宮のブランド卵を使い、小麦粉、砂糖だけで仕上げます。人気のバナナ味は完熟したバナナをペースト状にし、混ぜ合わせて型枠へ流し入れオーブンへ。

焼きあがったら、なんと、型を逆さまにしてビンへさし込みます。

「このままで置いとくと、みんなシューッとペッチャンコになっちゃうもんで」(清次さん)

1時間半たったら型から外して出来上がりです。


午前7時を過ぎると、名古屋市昭和区から毎日、片道約1時間半かけて佐恵子さんも手伝いに。

午前8時になったら開店。『待っていました!』とばかりに次々と常連客がやって来ます。

プレートに盛り付けるサラダも、お店の裏にある畑でとれたものを使っています。

約200坪の畑には約20種類の野菜やくだものが作られていて、これはクリーニング店をやっていたころから趣味で始めていました。

トーストにゆで卵、裏でとれた野菜のサラダに手作りデザート。これが飲み物代だけでついて来るため、とてもお値打ちだと常連客からも評判になっています。

客層をよく見てみると、高齢者の常連客が多いのが、このお店の特徴。知らない人同士でも相席したら、自然と会話が弾みます。
 
「ここで元気もらっていかないかんって」
「たくさんあるからね、何も食べずに来て、これでお昼までいいんですよ」(常連客)

モーニングの時間が正午までOKということで、ランチを兼ねてやって来る常連客も多いそう。激戦区の中で挑戦し続けるための清次さんの秘策かもしれません。

 

80歳を過ぎてから長年の夢だった喫茶店をオープンさせた清次さん。家族もびっくりするほど、82歳になるとは思えない機敏な動きで働いているといいます。

「一番動いてる。3人の中で一番」(二女・佐恵子さん)
「じいじかね?うん、そうだね。私が一番動かんわ」(奥さん・三枝子さん)

 

夢がかない、生き生きと働くことの喜びを感じている清次さん。第二の人生は始まったばかりです。

「またこれからも元気よく頑張って働きますんで、みなさんの協力も、よろしくお願いしたいと思います」(清次さん)

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