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火事で店が全焼 一度は廃業決めた“人気の豆腐店” 豆腐にほれ込んだ人たちにより“奇跡の復活” 愛知・岡崎市

報道局
特集 愛知 2020/12/18 11:30

 愛知県岡崎市で創業80年を超える人気の豆腐店。その豆腐は学校給食にも出されるなど、地元を中心に愛されていました。しかし今年8月、火事で全焼してしまいました。

 一度は廃業を決めた店主でしたが、そこに救いの手を差し伸べた人が-。豆腐にほれ込んだ人たちが成し遂げた、奇跡の復活劇です。

 

 岡崎市の原田学喜さん(62)。創業から80年あまり続く、豆腐店の店主です。手作りにこだわる原田さんの豆腐は、学校給食にも出されるなど、地元を中心に愛されてきました。

 

 そんな原田さんは3か月ほど前、初めて弟子をとりました。きっかけは今年8月15日の火事でした。

 火元は、油揚げ用のフライヤー。けが人はいませんでしたが、工房と隣接する自宅が全焼し、工房と家を失いました。そして、2日後に出した結論が廃業でした。

「もう、切れちゃった。今まで職人としてやってきたことに区切りが出来ちゃったというのかな」(原田豆腐店 原田学喜さん)

 このとき、後継者はいませんでした。がんばってもせいぜいあと10年で、工房再建などの費用をかけてまで豆腐職人を続ける気力はなかったといいます。

 

 そんなとき、声をかけてきたのが西田耕一さんでした。原田さんの豆腐を提供している飲食店の大将で、原田さんの豆腐にほれ込んだ一人です。

「何かできることはないかなって。豆腐の復活ですね。コロナで本業も危ういけれど、やらなかったら一生後悔するなと思って」(旬の魚と釜飯 魚信 大将 西田耕一さん)

 なんと、西田さんの出資で機材をそろえて工房を再建し、豆腐店を復活させることを提案したのです。コロナ禍のあおりを受けるなか、クラウドファンディングも活用して資金を集めました。

 西田さんの提案に、原田さんも最初は反対したといいます。

「採算に合わんからやめろと言ったんですよ。そうしたら社長(西田さん)が豆腐作るから教えてくれと。知らないうちにクラウドファンディングの形になって、工房ができるって。それならがんばらないといかんなと。糸を結んでくれたんですよね」(原田さん)

 

 一度は諦めた豆腐職人としての人生は、再び動き出しました。

 原田さんに弟子入りした男性は、西田さんの店のスタッフです。原田さんは「一番弟子。僕よりうまいんじゃないかな」と、初めての弟子がかわいくて仕方がないようです。

「やれるなら80歳でも、やらせてもらえるなら動けるうちはやりたいなと思っています」(原田さん)

 原田さんの豆腐作りは、まだまだ続きそうです。

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