簡単、手軽な“線虫がん検査” 13日から名古屋市内で開始
報道局
愛知
2021/02/13 17:30
簡単で手軽にできる線虫を用いたがん検査が、13日から名古屋市内で始まりました。
名古屋駅前のビルで検体の受け付けが始まったのは、線虫を用いたがん検査です。この検査は自宅で採取した尿で肺がん、大腸がんなど15種類のがんのリスクが調べられるもので、がんのにおいに集まる線虫の特性を生かしています。
国立がんセンターによると、がんによる死者は年間37万6000人(おととし)を超えていますが、新型コロナの影響で検査人数が減っているということです。
検査利用者は「ガン検査って痛かったり大変ってイメージがあったので尿検査だけでできるというのはすごく手軽でいいなと思いました」と話していました。
今年7月末までの毎週土曜日に受け付けを予定していて、担当者は「がんの早期発見・治療につなげていきたい」としています。