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“コロナ禍だからこそ、学べること” 修学旅行「実施」判断の小学校に密着 愛知・江南市

報道局

 自治体や学校によって、実施の判断が分かれる今年の修学旅行。

 “コロナ禍だからこそ、学べることは多い”と、実施を決めた小学校に密着しました。

 

 愛知県の北西部に位置する江南市では、今年の修学旅行を実施するかどうか、判断は各学校に委ねられています。

 市内にある小学校のひとつ、市立布袋小学校では、修学旅行を実施する判断をしました。

「狙いの一つは、学校外の場所で公衆道徳を学ぶこと。コロナ禍だからこそ、学べることは多いと考えています」
「修学旅行に行く判断も行かない判断も、どちらも間違いではない。100%の正解がない中で、自分にできることを精一杯考え、仲間と学び考え、話し合う指導を積み重ねていきたい」(江南市立布袋小学校 早川浩史 校長)

 

どうすれば修学旅行を安全に楽しめるか。児童と一緒に考えることで、学びを深められるとのねらいです。

 布袋小学校では本来、6月に修学旅行を実施する予定でした。新型コロナの影響で延期となり、秋シーズンの中でもピークを避けた9月上旬に実施することにしたのです。

 例年と異なり、暑さの残る時期に修学旅行を実施することから、給水の呼びかけを徹底したり、屋内見学を増やすなど、熱中症対策も念入りに行われました。

 例年と違う修学旅行ですが、やはり児童たちの楽しみは変わらないようで――

「みんなでいろんなところに行くのが楽しみ」
「対策しながらいろんなとこ行って、学んで楽しみたい」(児童)

 

 9月3日、修学旅行当日を迎えました。今回の修学旅行は、1泊2日で奈良と京都を巡るコース。

 140人の児童が、アルコール消毒と検温を済ませ、バスに乗り込みます。バスの台数も、4クラスに対し6台と増やし、密を避ける対策がとられました。

 いざ出発…ですが、バスの中はとても静か。感染対策のため、児童が隣り合って座ることはなく、レクリエーションもなし。少し寂しいバス移動です。

 

 最初の目的地は奈良県の法隆寺。普段は人が密集する世界的な観光地ですが、この日は観光客の姿がほとんどありません。

 校長先生も、これほど空いた法隆寺を見たことがないと驚きます。

 

 そして昼食の時間。レストランでは全員が一方向を向き、おしゃべりは禁止。

 同じ建物にある土産売り場も、貸し切りにしてもらいました。半分の児童が昼食をとっている間に、もう半分の児童が土産を購入するという交代制をとり、密を避けています。

 

 児童たちが買い物を楽しんでいたその頃、児童たちが宿泊するホテルでは、準備が進められていました。ホテルは児童たちで貸し切り。1部屋に滞在する人数も、例年より減らしました。

 このホテルでは、例年、多くの修学旅行生を受け入れていますが、今年はそのほとんどが中止や延期になったといいます。売り上げは前年に比べ、7割以上も落ち込みました。

「できる限り安全安心に、うつさない・うつらないをモットーに、受け入れ態勢を万全にしているので、修学旅行はぜひとも続けていただきたい」(ホテルニューわかさ 下谷直広 社長)

 

 修学旅行の夜といえば、お楽しみは部屋で友達と過ごす時間。

「今からお絵かきゲームをしようと。静かにできるので。空想の生き物を描くみたいな」(女子児童)

 児童たちは自ら、会話を減らしても楽しめるゲームを考え出していました。


 児童たちが寝る布団の配置も、感染対策が意識されています。

「向き合わないように、寝てるときに。(まくらの位置を)上下バラバラにしてる」(女子児童)

 

 翌日、児童たちは奈良・東大寺を訪れました。

「荷物は背負ったままでいいです。マスクだけ写真屋さんの指示でとりなさい」(鈴木達大 先生)

 写真を撮る一瞬の間だけ、マスクを外します。

「マスクを取ってください。ちょっと雨が降ってきたから急ぐよ。はい、チーズ」(写真屋さん)

 いつも通りとはいかない旅行でも、いつもの笑顔が集まる写真になりました。

 

 最後の目的地は、京都・清水寺です。

「ようやく清水まで来ましたね」(鈴木達大 先生)
「つかれたー。無事に終わって…。いや終わってないか」(杉森早也香 先生)

いつもと違う修学旅行に、先生たちも気を張り続けていたようです。

 

 旅路を終え、児童たちは学校へと戻ってきました。

「楽しんできたんだなと思って。いい経験ができたんだなって、本当にありがたいと思っています」(保護者)
「普段一緒に学校生活している友達と一緒に寝ることができたりしたことが、一番楽しかったです」
「最後の1年にふさわしい思い出ができたんじゃないかな」(児童)

 異例尽くしの1泊2日は、無事終わりました。
 

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