• index
  • program
  • Locipo
  • news_weather
  • announcer
  • event
  • chukyokun
  • present
  • TVschedule

中京テレビNEWS中京テレビNEWS

投稿BOX
投稿BOX

注文は「前年の1.5%」 機内食メーカーが“時間がたってもおいしい”弁当を地上で販売

報道局

新型コロナの影響で、苦境が続く航空業界。1日6000食を提供してきた“機内食メーカー”への注文は、20食まで激減し、社員の半数が休職に。

そんな中、打開策としてはじめた「地上での弁当販売」が、“機内食のノウハウ”を生かし人気を集めています。

機内食メーカーの弁当は、名古屋市の神宮前駅で販売されていました。

ビジネスクラスで使用する神戸牛を使った弁当や、時間がたっても肉がやわらかいという“機内食の技”をいかしたサンドイッチなどがあります。

駅弁なのに機内食という不思議な組み合わせが話題を呼び、毎日100食以上が完売する人気商品となっています。


弁当を手がけたのは、中部国際空港(愛知・常滑市)にある機内食メーカー「名古屋エアケータリング」。これまで一日6000食の機内食をつくってきましたが、新型コロナの影響で、注文は前年の1.5%と98%以上も減少。現在、社員の半数が休職しています。

「世間では、コロナの影響によりまして売り上げが半減したとか、そのような声はよく聞かれますけれど、1.5%という数字は、どこの業界でもないかと思います。自分たちで仕事を作り出して雇用を維持する。社員一丸となって取り組んでいるところです」(名古屋エアケータリング 後藤田悦士 事業開発部長)

雇用を守るために始まったのが、地上での弁当販売でした。


弁当づくりに活かすのは、時間がたってもおいしいという“機内食のノウハウ”。

牛フィレ肉はうまみを閉じ込めるため、表面を焼き油でコーティングした後、肉がかたくならない65度以下の温度で時間をかけ加熱。このまま一晩寝かすことで、火が通っているのに半生のように柔らかいステーキサンドになります。

“機内食”の販売は駅以外の場所でも行われていました。この日、社員が向かったのは、住宅街の居酒屋の駐車場。ほかにも、飛び込み営業で見つけた常滑市内の12か所でも移動販売を始めています。
 
「知ってる人がいるから、みんなで助けてあげたいよねーと。職場のみんなで買いに行こうという話になって」
「飛行機に乗った気分にさせてくれるのかなと思って、わくわくします」(女性客)

この日は地元の応援で、70食が売れました。

「ありがたいというか。もっと頑張らないといけないなって、そういう気分になりますね」(男性社員)

航空業界が再び盛り上がるその日まで、地上での生き残りをかけた戦いは続きます。

この記事をシェアする

中京テレビNEWSLINEで中京テレビのニュースを読む 友だち追加

最新のニュース

中京テレビNEWS トップへ