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“エアバッグ”端材が「防護服」に 自動車部品メーカー職人のアイデアがきっかけ 愛知

報道局

病院などに勤務する医療スタッフが安心して治療にあたるためにかかせない「防護服」。実は、自動車に搭載されている“エアバッグ”の余り生地から作られているものがあるんです。
作っているのは、愛知県清須市の自動車部品メーカー。きっかけは、“捨てられてきたものに命を吹き込む”ものづくりの職人のアイデアでした。


エアバッグの“端材”から防護服を作っているのは、愛知県清須市に本社を置く自動車部品メーカー「豊田合成」。
コロナ禍で、防護服の不足が叫ばれる医療現場を少しでも助けたいという思いから、取り組みを始めました。

エアバッグを作る工程でどうしても出てしまう“端材”。エアバッグの素材はシリコンコーティングが施されているので、作った防護服は丈夫で、繰り返し洗濯して使えるといいます。
実際に豊田合成が作っている防護服を使用している、名古屋市の愛知県がんセンターの方に聞いてみると…。

「いかに自分たちが化学薬品から身を守るかというところが大事。(この防護服は)作りが頑丈なので、破れたり染みたりすることはない。守られている感覚はあります」(愛知県がんセンター 柴田亜弥子 看護師長)

 

防護服の取り組みの中心となっているのは、豊田合成・伊藤彰浩さん(52)。

伊藤さんはこれまでも、捨てられるはずの廃材などで100種類以上の試作品を作ってきた、アイデアマンなんです。


エアバッグの素材を使ったエコバッグやマスク、自動車のハンドルのカバーを作る革素材の余りで作った筆箱やパスケースなど…そのアイデアは、どうやって生まれるのでしょうか。

 

その秘密は、伊藤さんの自宅にありました。

たくさんの工具や機械に囲まれていますが、実は、伊藤さんが自宅の敷地内に作った工房なんです。工具や機械は、何十年もかけて少しずつ集めたものだといいます。

「何でも自分でやりたい性格。人にやってもらうのもいいですが、まずは自分でやってみたい」(豊田合成 伊藤さん)

週末や平日の空いた時間にも、工房でものづくりに没頭しているという伊藤さん。趣味でいろんな作品を作るうちに、仕事でも役立つアイデアが生まれてくるそうです。

 

こちらは、エアバッグの素材で作った娘さんの上履き入れ。試作品は、実際に家族が使うもので試してみて、意見を聞きながら商品化に役立てています。

「いろいろ試作をして検討して、こういうもので世の中が満たされるのが私の夢です」(豊田合成 伊藤さん)

捨てられてきたものに命を吹き込む、ものづくりの職人。数々のアイデアは、家族の支えがあったからこそ生まれていたのです。

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