医療ミス死亡の患者2人に賠償金支払いへ 愛知・小牧市民病院
報道局・政経班
愛知
2020/11/26 6:00
愛知県の小牧市民病院は、患者2人への医療ミスを認め、2人合わせて約3000万円の賠償金を支払うことを決めました。
同病院によると、病院を受診した40代の男性は3年前、レントゲンで肺に影がみられたということです。しかし、担当医が肺がんの疑いがあるとの所見を見落とし、男性はその後、進行性の肺がんで死亡しました。
また、70代の男性は2018年、胸の苦しさを訴え搬送され、心筋梗塞の可能性が高かったにもかかわらず、医師の指示で帰宅し、翌日死亡したということです。
小牧市民病院は、これら患者2人に対し医療ミスがあったことを認め、合わせて約3000万円の賠償金の支払いを決めたということです。