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【会見要旨】愛知の国際展示場で「音楽フェス」 愛知・大村知事は「このフェスはこれで終わり」遺憾の意示す

報道局

8月28日~29日にかけて、愛知県常滑市の国際展示場で音楽フェスティバルが行われた件について、愛知県の大村知事が30日の定例会見で発言した。

 

■「なんじゃこれは」

Q. この週末に、県の国際展示場で音楽フェスがあった。知事は詳細を把握しているか。

この音楽フェスについては、私自身は全く聞いていませんでした。報告はありませんでした。昨日の夜、ネットで出ていて「なんじゃこれは」と思いまして、けさ担当部局の観光コンベンション課に事実関係を至急報告してほしいということで、先ほど話を聞きました。

このイベント自身は2005年から、愛知県の海浜等でやってきている。伊良湖岬や海岸であったりとか、常滑だと最初はりんくうタウンの砂浜でやっていて、空港島でやるのは今回が初、去年は中止。あそこは多目的広場が3万平米、屋外のイベントができるというのがコロナの前は売りだった。3月31日に申し込みがあった。

これについて、県の部局が展示場の運営会社、PFIですから運営権を15年間買っていただいている。

毎月運営会社と愛知県でモニタリングの打合せをやっていて、そこで今回、毎月のモニタリングをやりながら、それと合わせて愛知県と運営会社と主催者で折衝をしてきて、8月12日、24日、26日、27日と折衝をしてきて、とにかく感染防止対策の徹底をしてもらいたい。会場図面を確認する。ステージ前のソーシャルディスタンスをしっかり確保するようにと指示して、チケットの販売状況を確認し、チケットの販売中止を8月12日に指示した。

というのは、まん延防止が8月8日から、でありますから、まん延防止になってからは、50%の定員と上限5000人の規制。それ以前は1万人ということだったので、12日の段階ではチケットをこれ以上売ってはいけないと指示した。

人数制限としては、計画時点はまん延防止等重点措置の前なので、1万人を想定していた。屋外で3万平米ありますから、1万5000人でも2万でも入ろうと思えば入れるが、まん延防止になるので、それ以上は売ってはいけないと。5000人とはあるが、販売済のものは仕方がないということで、これまでも運用してきて、28日は1500枚売れた。29日が6000枚だったのでそこで止めた。協賛スポンサー等へそれにプラス2000枚を配っている。

 

■主催者からは「お酒の提供の再度要望」

販売停止を指示したのが8月12日。基本的な感染対策の徹底、ステージエリアの密の回避、大声での歓声の禁止、酒類提供の自粛を指示した。その後8月24日に、前回指摘したステージ前の運営の改善策を確認し、同エリアを柵で区切って入れる人数を制限するとの回答があった。チケット販売の停止も確認した。

主催者からはお酒の提供の再度要望があったけれども、愛知県の感染状況が拡大傾向であることを伝えて、お酒の提供は自粛を強く求めると伝達した。

8月26日に主催者から提出されたイベント開催チェックリストを確認して、以下の内容を主催者に連絡した。

①緊急事態宣言に準じた催事のやり方
②基本的な感染防止対策の徹底
③十分な人と人との距離、最低1メートルの確保
④ステージエリアの密の回避
⑤酒類提供の自粛

26日には、常滑市から主催者にガイドラインを守ってほしい旨の連絡もした。

27日金曜日に、月1回のモニタリング会議で県から運営会社に、この催事については十分注意をするよう指示をしたのと、主催者に再度連絡をした。

①愛知県では新規感染者数が2000人を超える深刻な状況
②県会議員からも憂慮する声が届いている
③地元の病院はコロナ感染者の受け入れに追われて大変厳しい状況
④こうした状況を重く受け止めて、感染防止対策を徹底する
⑤酒類提供を自粛してもらう

 

■「こういう事になると、このフェスはこれで終わり」

当日、ネット等での投稿画像によれば、ステージ前では適切なソーシャルディスタンスはどうも確保できていなかったのではないかと疑われる。お酒については、発注のキャンセルができるものはキャンセルしたが、一部提供があった模様だ。ただ一方で、運営会社からの情報では、酔っぱらうような客は認められなかった。当日はパトカーが会場周辺に待機していたが、けんか等の報告はなかった。以上が概要ということになる。

今回、まん延防止等重点措置で、イベントでとってほしい感染防止対策があらかじめ作られて、定員は1万人だったが、5000人になり、感染防止対策をしっかりやって頂かなければいけないということを、再三指示、指導、要請、強い要請をしてきた。

どうも、そういったことが守られたという事にはなっていないのではないか、と言わざるを得ない。事前に強く要請したことについて、守られていないというのは、極めて問題であり、大変遺憾。愛知県からは運営会社、主催者に対し、厳重に抗議の意を示したい。

こういう事になると、このフェスはこれで終わり。この事業者は、1年にこれひとつやっている名古屋の会社のようですけど、2005年からずっとやってきている、こう言うことであれば、これで最後、終わり。今後やってもらっては困る。

こういった形で行われると、ほかの施設においても、数は多くはないが県のホール、定員の半分で、声を出さずにやって頂いているが、こうした形の野外コンサートにしても、これはなかなかやって頂くわけにはいかないのではないか、と思われます。こういう形のことをやられると、一生懸命真面目に取り組んでおられる方々の足を引っ張る形になりますし、我々としても極めて遺憾。

 

■「なんで私に一言も言わないんだ」

ただ、こういう事について、うちの部局、なんで私に一言も言わないんだということは言いたい。聞いたらもっときついメッセージは出しましたから。残念ですね。こういう形になるというのは。

なので、担当部局はきっちりと伝えたということなんでしょうけど、もっと強いメッセージを出していかなければいけなかった、という事ではないか。極めて遺憾であり、このコンサートは今後やって頂かないという事になる。

これ以上の措置が何ができるか、というのは考えたいが、損害賠償はたぶん無理でしょう。行政処分もなかなか、今の法制度でできるかといったらなかなか、限界が、そう簡単ではない。

そうすると、今の法制度でこうした行事が強行された場合は、我々としては要請をしていかざるを得ない。要請、働きかけしかできない。ガイドラインを示してこれを守ってくれということを再三伝えていくことしかできない。

ですからこれをどう考えるか、ということではないかと思う。極めて遺憾な事案だと、残念な事案だと言わざるを得ない。

さらに事実関係を検証したうえで、これ以上の強い対応ができるかどうかは検討していきたい。

 

■「強行的にやられてしまえば、何のしようもない」

Q.先日行われたフジロック、相当話題になった。今回中止の判断に至らなかったことについて、担当部局はどのように言っているか。

そう思っていないからでしょ。私に一言も報告はありませんから。あそこを管理・運営しているのは、日本はどこまでいっても法治国家、契約で成り立ってますから、管理・運営は運営権を買っていただいてやっている。

法と契約に基づいてそれを守っているということでいろんな行事・催事をやって頂く分には運営会社から中止とは言えない、契約違反とか法律違反がなければね。

我々は感染防止対策としてまん延防止重点措置、緊急事態宣言をやって、大型の行事・イベントについてはガイドラインを作って守ってくれと強く強く要請している。運営会社も行事・催事の事業者には県の指導をよく聞いてほしいという条件をつけてやっている。やります、やりますと言って、結果、彼らはちゃんとやりましたよと言うんでしょ、きっと。我々が問い詰めていく。そこで契約違反なり、法律違反が発生したのかどうか、ということが争点・ポイントになってくるでしょう。

そういう風にやられちゃうと、明らかに契約違反、法律違反があった場合、我々が写真で証明できるのってそう簡単にはいかないんですよ。だからこういった形のイベント行事でも強行的にやられてしまえば、何のしようもない。

こないだのフジロックについても一生懸命対策をやった、密にならないようにと言われてもやはり前の方はいっぱいだったという報道はありますよね。

それと人数の規模が違うじゃないですか?どこまでいっても言い分はすれ違うかもしれない。ただ何で私が昨日の夜はじめて知らないかんのだと、とは思います。

ああいうことがあるなら事前にもっときついメッセージを出さなきゃいけなかった。知っていればね。知らなきゃやりようがない。大変残念。部局で抱え込んでいるんでしょ?真面目にガイドライン見て、契約に基づいてやってるから、ちゃんとやりますと回答があったから、ということなんでしょう。

ただ確かにそう言われると、それ以上法律違反もない、契約違反もないということになると、やられてしまう。そこの実態をどう評価するかは言い分が違うと言われちゃうと、手の出しようがない。というのが今の状況ではないでしょうか。極めて残念、遺憾な事案だと思います。

 

■“上限”はガイドライン。「取り締まることができない」

Q. 国の方針ではあるが、人数の上限規制では色々なことを防ぎきれないということが今回わかった。これを見直す、何かしら条件を追加する考えはありますか?

国の50%5000人上限はガイドラインです。ガイドラインなので、法律違反だから取り締まるということができない。

国の基本的対処方針に従って、県で緊急事態宣言やまん延防止措置を作ってもらって、国がさまざまな飲食店の協力金などは予算面でしっかり支援していくという立て付けになっているので、県なり行政は守っていくけど、それ以上に規制をかけていくということであれば、基本的対処方針の国のところを変えてもらわないと、我々はあくまで要請になってしまう。

要請はやろうと思えばできるかもしれないが、国が言ってないのに何でやらなきゃいけないんだと言われたらそれで終わりになってしまう。

緊急事態宣言を拡げるにあたっての分科会で50%5000人を撤廃して無観客にしたらどうかという声もそこそこあったと聞いているが、例えば東京ドームで50000人のところ5000人ならいいじゃないかと、密にならなければと落ち着いたと聞いてはいる。

専門家にきちんと議論してもらうことになると思う。ナゴヤドーム、豊田スタジアムがあって5000人でお酒も出さないということなので、引き続き感染防止対策をしっかりやってもらってと思う。

そのうえで緊急事態宣言は今の法律ではお願いでしかないので、それをやっていく中でとにかくワクチンを打つ。少しでも早く、1人でも多く打つを丹念にやっていく。
国全体で行事・イベントをやめましょうということであればそれも1つの考えと思うが、オリンピック・パラリンピックをやっているのでそういう風にはなかなかなりにくい状況では。

しっかり感染防止対策をやってワクチンを打っていく。個別の事案についてどうこうはないということを事業主には理解してほしい。民間施設ならまだしも、県管轄のところでは少なくとやめていただく。

 

■「約束を守らない人たちのために迷惑を被るのは違う」

Q. 例えば音楽フェスはやめてくれとメッセージを出すだけでも、強力なメッセージになる?

それをやると、真面目に感染防止対策をやっているイベントと、音楽業界・関係者の仕事を支えたいという両立させたいという人をつぶしちゃうことになる。それは違うと思う。

そういう方たちが、約束を守らない人たちのために迷惑を被るのは違うと思う。極端な話、日本から音楽業界、コンサート、文化芸術、アーティストはいらないというなら別だが、そんなこと誰も思っていない。

どうやって両立していくかです。引き続き感染防止対策をやった上で、なんとか厳しい状況を乗り越えていこうということを申し上げたい。

そういう中で自分さえ儲かればいいんだと、県はこう言ってるけど、実際客がどうするか知らんわという行動をとられた方は極めて遺憾、残念でならない。

で、もってなんで事前に私に報告がないのかと、極めて残念です。我々は事実関係をさらに確認したうえでどこまでできるかによりますが、厳正に対処したいと思う。

 

Q. 宣言期間中は修学旅行が延期・中止になっている中、宣言期間中だけでも密になりそうな音楽フェスをやめると言うことはない?

考えは変わらない。感染防止対策をとったうえで両立を図ることに尽きる。そもそも該当するのがあるかということもあります。

 

Q. 県が管理する会場では、今後コロナが収束してもこのフェスは開催されない?

そうです。海岸は公共のスペースになると思うのでお貸ししません。

県管理じゃなくて市町村管理でもやめてもらう。こういう方は信用できない。この事業者には許可しない。

架空の話をしてもしょうがないが、9月12日までに屋外の音楽フェス、屋内も含めてですが、改めて注意喚起して個別にこういう事案のようなことがあれば厳しくチェックしたい。まずは県の関係の施設、公園などになるが、厳しくチェックしたい。

 

Q. イベントの後も栄のクラブ等に移動して盛り上がっていたという話もある。

その後どうするかは我々関わりがあるわけではないので承知できない。ただしこの状況でそのようなことをされるのは極めて遺憾。

仮にそれがあったら、深夜営業している店が風営法に照らしてちゃんとやっているか直ちにチェックしたい。そんな遅くまではいかんよね。接客伴うのはまずいよね。
 

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