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“持病あるヒーローが悪に挑む” 「ヘルプマーク」啓発動画を大学生たちが制作 動画制作を提案したのは“原因不明の病を抱える大使” 岐阜市・柳ヶ瀬商店街

報道局
特集 岐阜 2022/01/07 19:00

今では街の中で見かけることが多くなったヘルプマーク。障害や難病をはじめ、外見からでは分からない人が、周りの人に配慮を必要としていることを知らせるための大事なお守りのような存在です。


車いすに横たわる塚本明里さん。原因不明の倦怠感が続く「筋痛性脳脊髄炎」、24時間全身に痛みが走る「線維筋痛症」など3つの病と闘っています。

「ヘルプマークは幅広い対象の方がいるからこそ、助け方が明確じゃないっていう部分がちょっと難しいんですけど」(塚本明里さん)

明里さんは、2019年に岐阜県ヘルプマーク普及啓発大使に任命され、活動に力を入れています。

さらに岐阜大学のゲスト講師としてヘルプマークの話をしたのを機に、学生たちと一緒にヘルプマークの動画を作ろうという一大プロジェクトが始まったのです。


年の瀬も迫った去年12月29日。岐阜市の柳ヶ瀬商店街でスマホを使って撮影をする面々。撮影するのも演じるもの岐阜大学の学生たちです。

現場を仕切るのが大学1年生の松田京子さん。


登場するヒーローの「ヒーローハート」は持病があって、ヘルプマークを携帯しています。

そんなヒーローと悪役のキャラクター「カックンマン」が柳ヶ瀬商店街を舞台に繰り広げるストーリー展開になっています。

「どんな感じで心が現れる演出をするかによって、また雰囲気も変わってくるから」(塚本明里さん)


岐阜市柳ヶ瀬で「人で人呼ぶ街づくり」をポリシーに活動しているまちづくり団体。ここを拠点に動画づくりが始まりました。

大学で放送研究会に所属し、動画づくりの経験があった松田さんが脚本、監督をつとめることになったのです。

「 ヒーローが(ヘルプマークを)持っていることによって、ちょっと親近感っていうか、言い方が難しいんですけど、ちょっとでも身近なもの、普通なものとして、見てもらえればいいなと思います」(岐阜大学1年生 松田京子さん)

作る動画は、子ども向けの学習用。毎週火曜日に柳ヶ瀬にあるまちづくり団体の事務所に集まり、どうしたら子どもたちにもわかる動画になるのか、協議を重ねました。


去年12月23日、動画撮影が始まり、実際にヘルプマークを配布する市役所の福祉課での撮影も行いました。

そして年の瀬迫る12月29日に岐阜市の合唱団「ながら児童合唱団」の子どもたちにも出演を依頼して、重要なシーンが撮影されました。

子どもたちを起用したのは、『ヘルプマークを持っている人が困っていた時に子どもたちが自分で対処せず、大人を呼んでくる』ということを知ってもらうというのがこの動画の狙いでした。

慣れない撮影に、子どもたちは最初は戸惑いを感じながらも、徐々に瞳を輝かせながら堂々とした演技をしていました。

「すごく勉強になったし、みんなとやれて楽しかったです」(ながら児童合唱団 子役)

「これで初めて知った感じ?」(記者)
「詳しく知ったのはきょうが初めて」(ながら児童合唱団 子役)
「よかったよかった、ありがとね」(悪役 カックンマン)


この日は午後6時過ぎに撮影は終わり、内容を確認します。脚本と監督を任された松田さんは仕上がりが楽しみだといいます。

「本当に質の高い演技の動画を撮ることができたので、喜びが大きいです」(松田さん)


ヘルプマークの動画制作を提案した明里さんの喜びもひとしおです。

「みんながどんな感じで編集してくれるのか楽しみですし、いいものがよりできるようにサポートできたらと思います」(塚本明里さん)


柳ヶ瀬商店街の店主たちにも協力してもらったり、自らも出演したりするなど、あの手この手で撮影しました。

完成する動画は岐阜市内の小学生のタブレットへ配信される予定です。

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