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コロナ禍で“売れない”プランター 人気急増のワケは“猫” 林業の町、アイデアで再起図る

報道局
特集 岐阜 愛知 三重 2020/10/08 11:00

 岐阜県中津川市の付知(つけち)町で、入荷半年待ちの人気商品が作られています。問い合わせ殺到のワケはコロナ禍で生まれた新たなアイデアでした。

 

 林業が盛んな付知町。山の景色を望む工房では、香りが高いことで有名な東農ヒノキを使って、職人たちがプランターを作り上げていました。

 このプランターが、現在半年待ちという人気だというのです。


 実はこのプランター、花を植えるためのものではなく、中に入っているのは、猫。

 猫用のベッドとして作られたプランターの名前は「付知ヒノキの高級猫プランター」です。

 

 

 このプランターを2週間ほど前から設置しているという、中津川市内の猫カフェを訪ねてみました。

 初めて設置した際の動画を見せてもらうと、猫は何の迷いもなくプランターの中に入ってきます。

 猫たちはすぐにプランターの虜になったといいます。

「(猫たちは)わらわらと寄って、誰が入る誰が入るって感じで。ちょうどいいサイズ感ですかね。個室みたいな感覚でいいのかも」(小木曽樹  オーナー)

 

 “猫のベッド”として人気を集めるプランター。その開発と販売を担当している「ゴシンボク」は、地元で町おこしを手がける会社です。

 元々このプランターは、猫のためではなく、花を植えるプランターとして売り出されていました。

「花のプランターを作ったので、売ってほしいとお願いされました」(ゴシンボク 山田文美さん)
  


 林業が盛んな付知町では、地元の林業団体が毎年、中学生向けに花のプランターを作る教室を開いています。

 その時に余った材料で作ったプランターを地元のイベントで販売してきましたが、今年は、コロナの影響で中止になってしまいました。

「残った分だけ売ってくれれば、ありがたいということでお願いしました」(付知町優良材生産研究会 三浦八郎 会長)

 

 依頼を受けて、山田さんたちは、7月初めに販売を始めましたが、1個も売れず。

 困っていた時に、スタッフから“猫”のアイデアが生まれたといいます。

「スタッフに2匹猫を飼っている人がいて、うちの猫ちゃんはきっと入るよと言ってくれて、じゃ、実験しようということになって」(ゴシンボク 山田文美さん)

 試してみると、スタッフの猫は気持ちよさそうに中へ。

 これをきっかけに、猫用のベッドとして売り出すことが決まったのです。

「私らの感覚では猫のプランターは思いつかない。同じプランターでも、名前と使い方を変えるだけで、こんなに売れるのかとびっくりしました」(地元の林業団体)

 まさに発想の転換で生まれた新商品。これまでの2か月で400個も売れています。

「付知町のヒノキはいいねというのが広まってほしいです。もちろん日本中の猫ちゃん、世界中の猫ちゃんが至福になってほしい」(ゴシンボク 山田文美さん)
 

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