「H3ロケット」の主要部分を報道陣に公開 愛知・飛島村
報道局・政経班
愛知
2021/01/23 17:30
2021年度の打ち上げを目指す「H3ロケット」の主要部分が23日、報道陣に公開されました。
愛知県の三菱重工・飛島工場で公開されたのは、国産の新型ロケット「H3ロケット」の主要部分です。海外の衛星打ち上げ受注を意識して、国の名前の表記が「NIPPON」の文字から「JAPAN」の文字に変更されました。
「H3ロケット」は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が開発を進める新型ロケットで、打ち上げにかかるコストは、1回あたり約50億円。これまでの「H2Aロケット」に比べて半額ほどに抑えることを目指しています。
今月26日に、鹿児島県の種子島宇宙センターへ搬送され、2021年度に打ち上げられる予定です。