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“鳥人間コンテスト”中止で飛べなくなった滑空機 初挑戦するはずだった高校生たち 公園で飛行試験を実施

報道局

 新型コロナの影響で、今年は中止となってしまった“鳥人間コンテスト”。今年初めて挑戦するはずだった名古屋市の高校生たちが、コンテストの代わりに、公園で滑空機を飛ばすことに。

 生徒達の思いをのせた滑空機は、果たして無事に飛ぶことができたのでしょうか…!?

 

 11月28日、愛知県西尾市の公園で自作のグライダー、“エンジンのない滑空機”の初試験飛行が行われました。

 挑戦したのは、名古屋市にある愛知総合工科高校の生徒たち。

 航空機について学んでいる生徒がいたため、実践で生かせるということで「鳥人間コンテスト」に挑戦しようと思いました。

 去年12月から制作を開始。グライダー作りが初めての生徒25人で、土日も使いながら約1年かけて地道に作り上げてきました。

 毎年夏に行われている「鳥人間コンテスト」。琵琶湖を舞台に、手作りの飛行機で10メートルの高さからの飛行距離を競う大会です。

 しかし今年は、新型コロナの影響で大会が中止になってしまいました。


「ほんとにがっかりでした。10メートルから飛ばしたかったなって」(専攻科2年 リーダー 永井淳平さん)

 卒業を控える生徒がほとんどだという今年のチーム。

 在学中の最後のチャンスを失った生徒たちに、発表の機会を与えたいと教員らが今回の飛行試験を企画しました。

 1時間半かけ、幅23メートル、全長7メートル、重さ90キロの機体を完成させました。

 機体につけた名前は「コノウエ300K」。愛知県の鳥「コノハズク」をイメージして作りました。今回は坂を駆け下りてスピードを出すことで、約90キロの機体を気流に乗せ浮かせるといいます。

 

 パイロットに選ばれたのは専攻科2年生の尾藤幸星さん(20)。  

 少しでも機体にかかる重さを減らすため、54キロから49キロまで減量したそうです。

「減量に力を入れました。メンバーを信用して、期待がかかっているのでうまく飛ばせたらいいなと」(専攻科2年 パイロット 尾藤幸星さん)

 

 このメンバーで挑む最初で最後のチャレンジ。いよいよテイクオフです。

 「コノウエ300K」は勢いよく坂を駆け下ります…!が、機体は離陸することはありませんでした。

 しかし、よく見てみると片方の翼が大きく持ち上がっていました。

「風で浮いたの?」(パイロット 尾藤さん)
「羽が風で浮いた」(他の生徒)
「飛ぶんじゃない?」(パイロット 尾藤さん)

 

 そこで少しでも軽くするため、重い台車を取り外してみることに。

 再び、挑戦です。

  左側の翼が浮き、このまま離陸するか…!?と思った次の瞬間、コックピットを持ち上げて走っていた生徒が転んでしまいました。

 翼の損傷などによりチャレンジはここで終了です。

 

 約1年かけて目指してきた大きなチャレンジ。思い描いていた結果とはなりませんでしたが、その顔はどこか晴れやかです。
 
「結果はよくなかったけど、楽しくできたなと思う」(パイロット 尾藤さん)
「思ったより浮力があって驚いた。達成感もあった」(本科3年 藤浦浩輝さん)

 リーダーの永井さんは、今回の経験を後輩たちにつなげていきたいと話します。

「来年に向けての課題を見つけることができてよかった。後輩に託す形になるが、できる限り協力していきたい」(リーダー 永井さん)

 来年は学校に残る生徒を中心に機体の改良を行い、先輩たちの思いも乗せ“絶対に飛ばす”と後輩たちは意気込んでいました。

【中京テレビ 「キャッチ!」 12月2日放送より】

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