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コロナ禍の「ハワイ」 観光客激減で水の透明度が大幅改善 “コロナ後”見据えた観光の取り組みとは―

報道局
特集 新型コロナ関連 2021/07/02 18:30


人気の観光地ハワイである変化が起きています。新型コロナウイルスの影響で、約9か月間観光客の立ち入りが禁止された海では、観光客が激減したことにより、水の透明度が約60%改善。現地では、「コロナ後」を見据えた観光の取り組みも進んでいます。

 

ハワイ旅行の定番ともいわれる人気のワイキキ・ビーチ。

6月下旬、取材で訪れると、海やビーチには大勢の観光客が。さらに、海沿いのホテルでも宿泊客らがプールを満喫。その多くは、アメリカ本土から来た人たちだといいます。

「今はもう満室の日もあるぐらいワイキキはにぎわっています。本当にアメリカは前進しているんだな、ワクチン接種が進んでいるんだなと実感できます」(アウトリガーホテルズ 広報 サンダース・ヒトミさん)

コロナで激減していた観光客が急に戻り始めたため、現地ではこんな影響も。

「観光客の増加に伴って、ハワイで起きているのがレンタカー不足です。空港にある店ではこのように台数が少ない状況が続いています」(栗本直弘 記者)

日本人観光客の姿はないものの活気を取り戻しつつあるハワイ。ワクチン接種の広がりなどを背景に今後、観光客のさらなる増加が見込まれています。

 

そうした中、現地では、「コロナ後」を見据えた動きが広がっています。

ホノルルの中心部から車で約30分。シュノーケリングの人気スポット「ハナウマベイ」です。

この日、海の環境保護に取り組む団体の調査が行われていました。スタッフとともに浅瀬を進むと、姿を見せたのは鮮やかな色をした魚。

さまざまな種類の魚が泳ぐ中、スタッフが撮影を始めたのは、サンゴです。

新型コロナの影響で約9か月間、観光客の立ち入りが禁止されたハナウマベイ。そのため、水の透明度が約60%改善したといいます。

「薄い色のサンゴもありましたが、ほとんどは茶色や金色でしたね。健康である証拠です」(環境保護団体「フレンズ・オブ・ハナウマベイ」スタッフ)

新型コロナによる閉鎖が、海に回復の時間を与えたのです。

現地では、観光客の受け入れ再開にあたり、新たな取り組みを開始。閉鎖前は、1日平均約3000人が訪れていましたが、現在は、一部を事前予約にして約1700人に制限しています。

最近、アメリカ本土からの観光客が急増しているものの、以前のような混雑はなくなったといいます。

 

さらに、ハワイではサンゴを増やす研究も進められています。

施設の中にあったのはピラミッド型の物体。

「こちらはサンゴを小さく切った破片で、成長すると隣とくっつくような形でどんどん大きくなっていくということです」(栗本記者)

四角い形に切ることで、成長する断面を増やし、それに加え水質などを管理して育てることで、海と比べ最大で10倍ほど大きくなるというのです。

「重要なのは、海の厳しい環境に耐えられるサンゴを育てることです」(ハワイ州サンゴ再生養殖所 デービッド・ガルコ所長)

 

施設で育てられたサンゴは、まだ少ないものの、一部がハナウマベイの海にも返されています。

入場者数の制限やサンゴの再生。観光客がさらに増えるであろうコロナ後を見据え、持続可能な観光地を目指しているのです。

「コロナ前の状況には戻ってはいけない。なぜ今、人数制限が大事なのか。それはハワイの自然を守り私たちの子孫が、ここを訪れることができるようにするためなのです」(環境保護団体「フレンズ・オブ・ハナウマベイ」リサ・ビショップ 会長)

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