航空会社で初、コロナでエアアジア・ジャパンが事業取り消し申請
中部国際空港(愛知県常滑市)に本社を置くLCC(格安航空会社)のエアアジア・ジャパンが5日、事業の取り消しを国に申請したことを明らかにしました。新型コロナウイルスの影響による国内の航空会社の事業撤退は初の事例です。
今年4月から全便を運休し、このうち国内線は今年8月から再開していましたが、需要が戻らず、今月から再び全便を運休していました。
国土交通省に対し、今年12月5日で全路線の廃止申請をしたということです。
新型コロナウイルスの終息時期の見通しが不透明であることを理由にあげていて、従業員については来月4日をもって一部を除き解雇するとしています。
エアアジア・ジャパン以外のグループ会社の日本路線に影響はないということです。