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“金魚の町”の競りで7年ぶりに新種の金魚が登場 新型コロナ・長雨など苦しい状況下で生産 予想を超える高値が

報道局
特集 愛知 2020/10/22 17:00

 “金魚の町”といわれる愛知県弥富市で、7年ぶりとなる新品種が登場。

 夏の長雨や新型コロナの影響で苦しいなか育てた金魚ですが、予想を超える高値がつきました。


 今回、注目の的となったのは、新品種のサクラチョウテンガンです。

 サクラチョウテンガンは、弥富原産のサクラニシキと、目が上を向いているチョウテンガンの両方の特徴を取り入れた新たな品種で、愛知県の水産試験場で開発されました。

 これまでにない珍しい金魚を作り出すため、目が上向きでないものや、色の発色が良くないものなどを外し、選び抜かれた個体だけで交配を繰り返し、生まれたそうです。


 開発者の思いを引き継ぎ、1年かけて育てた、生産者の服部嵩さん。

 初出荷を喜ぶ一方、ここまでの道のりは、前例のない険しいものだったといいます。

 去年、3万匹のサクラチョウテンガンを引き取り、養殖がスタート。その後、服部さんを悩ませたのが、この夏の長雨です。

 雨による水質の変化は避けられず、多くの金魚が死んでしまったといいます。

 さらに、追い打ちをかけたのが、新型コロナによる夏祭りの中止。

「初めてですね、ここまで金魚すくいが中止になって、需要がないっていうのは、10年間やっていて初めてです」(はっとり養魚場 服部さん)

 収入は4割減ったうえ、育てるためのエサ代もかさみました。


 そうした苦労を重ね、ようやくたどり着いた初出荷。

 市場に運ばれると、競りの参加者も待ちわびていたように、サクラチョウテンガンを見つめます。

「今までにない品種だし、チョウテンガン自体が珍しいので、それ(チョウテンガン)の新種だから」
「買う気満々です。お客さんから『とりあえず買っておけ』と指示がありますので」(いずれも卸問屋)


 威勢のいい声で競りが始まりました。

 服部さんは落札価格について、「1匹800~900円くらい、1匹1万円はいかないかな」と予想していましたが、結果は服部さんの予想をはるかに超える高値になりました。

 競り落とした1人の卸問屋は「(買い付け)予想の20倍くらいですか。マグロの初競りで、ご祝儀で香港が買った、日本人が買ったというけど、それ以上だと思いますけど、金魚としては」と話します。

 価格は明かせないとのことですが、販売すると、1匹で2万5000円にもなるといいます。

「生産は非常に難しかったが、来年への課題も見つかったので、また来年トライしたい」(はっとり養魚場 服部さん)

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