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「コロナは災害」重症患者受け入れ病院 病床ひっ迫で受け入れ断る外傷患者も 医師が頭抱える 名古屋

報道局

新型コロナの重症患者を受け入れている名古屋市の大学病院を取材すると、骨折患者を断る場面に遭遇。病床がひっ迫し、救急搬送された患者の受け入れを断らなければならない状況に医師は頭を抱えていました。

 

新型コロナの重症患者を受け入れている名古屋市立大学病院。この日、救急科の医師はコロナ患者の入院依頼を受けていました。

「酸素飽和度が低下、呼吸困難。酸素飽和度が60~70%なので重症です。よくここまで家にいたな。今すぐ何とかしてあげないと、心臓が止まってしまうという患者」(救急科 山岸庸太 医師)

女性(79)は5月中旬に陽性が発覚。自宅療養中でしたが、血液中の酸素が減り危険な状態に。迷わず新型コロナの重症患者用の病床で受け入れることにしましたが、これでこの病院の重症病床はすべて埋まりました。

搬送されてきた女性は、肺がつぶれる症状も併発し、重症化していました。

これほどになるまで自宅療養になっていた理由は…。

「きょう(24日)酸素飽和度測る機械を自宅療養者に配布して、測ってみたらびっくりする値だった」(山岸医師)

感染者の急増に伴い、自宅療養者の病状が把握しきれないためか、重症化してから入院するケースが増えているといいます。

「こういう人がまだたくさんいるんでしょうね。自宅療養中にしっかりした医療管理下に置けてないもので、患者さん(の重症化)は今起こったことではなくて、実は前から悪い状態が続いていたと思う」(山岸医師)

 

これ以上重症患者が増えれば、一般の医療にも影響が出る可能性も。

他の医師「山岸先生、今は大腿骨頸部(だいたいこつけいぶ)骨折って、どういう扱い?」
山岸医師「明らかにそれだったら今は断っている。負荷が大きすぎるので」
他の医師「基本的には受け入れてない?」
山岸医師「うん、受け入れてない。来たら(担当が)診てくれるけど、申し訳ないけど、明らかに(大腿骨)頸部骨折は断ってる」

この日、足を骨折したという患者の受け入れは断ることになりました。

病床のひっ迫の影響で、「“命にかかわるものではない”外傷患者」や「心筋梗塞患者」などを受け入れられないことが多いといいます。心筋梗塞は治療にICU(集中治療室)を使うため、コロナ患者を受け入れられなくなるからです。断る際は、コロナ患者の入院していない病院などに依頼するよう救急隊にお願いしているといいます。

「いわゆる“コロナが災害”で、医療のひっ迫。コロナもそうだがコロナ以外の疾患が治療できなくなってきている」(山岸医師)

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