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地域医療の砦“市民病院”のいま 去年春の流行から約1年 改善進む一方…「緩むと第4波は来る」 愛知・西尾市

報道局

地域医療の砦である、市民病院。第1波とされる去年春の新型コロナの流行以来、愛知県西尾市の病院に、約1年ぶりにカメラが入りました。PCR検査用のコンテナなど、改善されたことも多い一方で、ひっ迫した状況が続く“医療の現場”。医師は「緩むと第4波は来る」と強い言葉で語りました。

 

愛知県の西尾市民病院。去年4月、新型コロナの流行が始まったころの慌ただしい状況のなか、私たちの取材を引き受けてくれました。

地域医療の砦である市民病院は当時、従来の業務と新型コロナへの対応との狭間で、疲弊しきっていました。

医療スタッフたちは、第1波とされる去年春の新型コロナの流行を、こう振り返ります。

「最初は本当、訳分からなかったんですから」
「あのときは本当にみんな後ろ向きというか、気持ちと体が追いついていかない感じだった」(看護師)

あれから約10か月。現場は今、どうなっているのでしょうか。

 

病院のスタッフに撮影してもらったのは、コロナ専門病棟のいま。

ビニールカーテンの先にあるのは、陽性患者が入る個室。前回取材した時は1床だった陰圧機能のある個室は、4床に増えていました。

入院患者の数は、今年1月がピークだったといいます。

この日は、コロナ陽性者1人と、感染疑いのある1人が入院中。

コロナ陽性の高齢の男性は一見、症状は安定しているように見えますが急変する可能性もあり、油断できないといいます。

 

前回の取材後に、新たに用意されたものも。屋外に設置されたPCR検査のためのコンテナです。

研究が進んだおかげで、鼻から粘液を採取しなくても唾液でできるようになったPCR検査。

検体数は増えたものの、現場の負担感は、かなり軽くなったといいます。

「最初は未知のウイルスでしたので、不安でいっぱいでしたけど、1年経って、いろんなことが分かってきて、正しく恐れるという(対応をしている)」(鈴木育子 看護部長)

「皆さんが声かけてくれますね。一般の市民の方から、自分たちの仕事が認められたじゃないけど、分かってくれたかなって思います。(10か月前と)変わらないことと言えば、患者のために看護する、治療するのは全然変わりません」(看護師)

 

約10か月で改善した部分も見られた医療現場。しかし、ひっ迫した状況が全て解消したわけではありません。

この日、運ばれてきたのは、筋肉が硬直してしまったという高齢の男性。

病院へ来る全ての患者に対して、感染を疑わなければいけない現状。さらに、コロナ専用病棟の運用だけでなく、休止していた一般の手術の再開でも、人手がかかるといいます。

 

3月1日から、また緊急事態宣言が解除された愛知県。

「(緊急事態宣言が)解除されたら、コロナがなくなるわけではない。ワクチンで集団免疫ができれば、また変わると思いますけど、それまでの間に(新型コロナの流行が)終わったかのごとく皆さんが振る舞うと、第4波は来ると思います」(禰宜田政隆 院長)

その日を迎えないために。医療現場を守るのは、私たち一人一人の行動です。

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