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新型コロナで業績悪化に苦しむ事業者の秘策 回転すしのタイが新鮮なワケは…水産業者が直接経営

報道局・三重支局

 新型コロナウイルスの影響で業績が悪化した飲食店で、まさかの取り組みを行っています。

 

 三重県熊野市にある回転すし店「すし和歌丸」。昼どきには、地元の人たちで大賑わい。来店客はおいしそうにすしをほおばっていました。

 特に人気だったのは、マダイ。

「コリコリしてて歯ごたえもあり、あとから甘さが伝わってくるのでとてもおいしいです」
「タイ、おいしかったです。2つ食べました」(客)

 このマダイのすしは1皿200円と、大変お値打ち。実はその安さとおいしさには秘密がありました。

 

 このマダイは生きた状態でその場でさばくため新鮮でおいしく、しかも、近くの海で養殖されており、つい先ほどまで海で泳いでいました。

 実はこの回転すし店、マダイの養殖業者が直接経営。

 以前は養殖したマダイを都市部を中心に出荷していたのですが、新型コロナウイルスの影響で出荷が激減。いまも売り上げが戻らない状態が続いています。

「コロナで魚が出荷できない現状で少しでも出荷できるよう、事業として回転すしをさせてもらった」(水谷水産 水谷弘行さん)

 “出荷先がないのならば自分たちで作ってしまえ”と店を探していた水谷さん。新型コロナウイルスの影響で休業していた店を水谷さんの会社が買い取りました。

 そのため、店の従業員もそのまま雇用。

「私たち本当は職を失うところだったんですけど、救っていただきました。従業員全員を雇用していただいて、生活を守ることができた」(すし和歌丸 古田京子店長)

「とりあえず今のところはやってみて。流れ的にはすごくいいので、続けられたらなと思っています。まだ全然見通しがつかない状態なんで不安もあるんですけど、頑張ってやっていこうかなと思います」(水谷水産 水谷さん)

 

 新型コロナウイルスの影響により、まだまだ先の見えない現状を打開しようと、新たな取り組みが始まっています。

【「キャッチ!」 7月6日放送より】

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