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アイスを買うと当たりじゃなくても“おまけ”がもらえる そのワケは「土砂崩れ予防」

報道局
特集 愛知 岐阜 三重 2020/08/04 11:00

「地元の木材を使い、山を守りたい」そんな思いから始まったユニークな取り組みとは。

 

 岐阜県岐阜市にある「木遊館」で販売されている「森のアイス」。地元の和菓子店が作ったくず粉を使った、見た目もかわいらしいアイスですが…

 実は、ちょっとユニークなんです。

 

 食べてみると…。

「よく見ると割り箸になっていますね」(記者)

 アイスの棒に使われていたのは、なんと“割り箸”。これを持ち帰ってもらおうと、“おまけ”で箸袋がもらえるんです。

 

 なぜ、捨ててしまうアイスの棒を持ち帰ってもらおうと思ったのでしょうか。

「食べた後に『割り箸が出てきた。なんで割り箸なんだろう』から入っていただいて。国産の割り箸は森を育てていくという役割があるので、そこも一緒にお話していただけたらなと思います」(緑水庵 女将 藤吉里美さん)

 “割り箸が森を育てる”とは、いったいどういうことなのでしょうか。

 その答えは、割り箸を卸している郡上市の会社「郡上割り箸」にありました。

 

 郡上割り箸の野村純也さんに話を聞くと、この割り箸には、郡上市で間伐された杉材を使っているといいます。

 

 間伐材とは、木を育てるときに、途中で間引いた木から作った木材のこと。

「もともと人間が植えた木なので、きちんと切って管理していくことが重要になります」(郡上割り箸 野村純也さん)

 

 しかし、最近では整備されていない山が増え、災害の危険性が高まっているといいます。

「山は水を蓄えて自然のダムになるもの。木を切らないと成長が不十分なやせ細った木が山全体を覆って、降った雨がそのまま土砂となって流れてしまう。災害にも弱い山にもなってしまう」(郡上割り箸 野村さん)

 土砂崩れなどを防ぐためには、間伐を行い、山を整備することが重要。

 切った木で作った割り箸を使うことが、そのきっかけになればと話します。

「山が約7割を占めている、本当に森林が豊かな国なので、地元の近くの木材を使っていただきたい。そこでうまいこと消費がいけば、山も必然的に守っていけるのかな」(郡上割り箸 野村さん)

 “地元の木材を使い、山を守りたい”

 そんな思いがつながり、割り箸と箸袋がついたアイスができあがったのです。

 

「割り箸の袋に入れて持って帰っていただいたときに、もう一度ご家庭で『この割り箸はね』とか、『間伐材はね』という大切さをご家庭で伝える物に使っていただけたらなと思いました」(緑水庵 女将 藤吉さん)

 この割り箸の箸袋が、土砂災害を減らす、ひとつのきっかけになるかもしれません。

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