“郵便局強盗”岐阜県警が実戦さながら防犯訓練「有事に備えて」
報道局・岐阜支局
岐阜
2020/09/04 6:30
岐阜市の岐阜加納西郵便局で3日、強盗事件を想定した防犯訓練が行われました。
訓練は、先月、岐阜県関市や名古屋市内の郵便局で強盗事件が相次いだことを受けて行われ、警察官や郵便局の職員ら約20人が参加。警察官が犯人役になり、ガソリンの入ったペットボトルを見せて現金を奪い取る様子が再現され、警察への通報から犯人逮捕に至るまでを実戦さながらに訓練しました。
岐阜南警察署の松井昌敏・生活安全課長は「被害に遭うのは一生に一度あるかないか。こういった経験を通じて有事に備えていただきたい」と話していました。
岐阜県警では、全ての金融機関を対象に年に一度のペースで訓練を行っており、「日頃から防犯意識を高めてほしい」と呼びかけました。