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コロナ禍をチャンスに 老舗企業が開発した“ひんやりマスク” 猛暑のコロナ対策 そのカギとなるか

報道局

 一見普通に見える布で作られた“布マスク”。これからの季節注目の、“新素材マスク”なんだそうです。

 

 実は、伝統的な素材を使っている、“布なのにひんやりする布マスク”が登場。

 このマスクの素材を開発したのは、名古屋市西区で戦前から続く繊維工場「丸安ニット」。主に車のシートや高級婦人服用のニット素材を製造している工場です。

 新型コロナウイルスの影響で注文が3割以上減ってしまったため、新たにマスク作りに着手。

 “伸びて縮む”というニットの強みを活かした、顔にフィットする型紙をつくって手作りマスクキットとして販売。するとヒット商品になり、減った売上げをカバーすることに成功しました。

 さらにいま、夏に向けて“美濃和紙製生地”に力を入れているといいます。

 

 和紙をねじって糸にした「撚糸(ねんし)」を織り込んで、さまざまな生地つくりに着手。

「撚糸(ねんし)っていうんですけど、これで糸ができあがる」(丸安ニット 代表 伊藤安則さん)

 丸安ニットの3代目・伊藤安則さんは、岐阜県の繊維メーカーで修行中に美濃和紙を糸にする開発を行いました。

「ずっと繊維に携わってきたが、さらさらする、軽い、ひんやりする、触ったときのタッチが今までにない感じだった」(丸安ニット 代表 伊藤さん)

 美濃和紙にほれ込んでしまった伊藤さんは、実家のニット会社に戻ってからは美濃和紙を使ったさまざまな布を作ったといいます。

 

 一方、名古屋市北区にある名古屋伝統の「有松絞り」を海外で販売する会社「ZAK」は美濃和紙に注目。軽くて涼しい和紙素材を有松絞りで染めた商品を開発していました。

 ニューヨークでも展示会を行いこの春から販売する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大のため中止に。そこで、「丸安ニット」と「ZAK」の2社が協力し急遽つくったのが、美濃和紙と有松絞りのコラボマスクでした。

 このマスクは、美濃和紙製生地で作ったマスクを有松絞りで染めた新素材マスク。

 実際に、つけさせていただくと…。

「すごい軽い。暑い息がとおっていく感じがします」(記者)

  このマスクが、綿に比べて抗菌作用が高く速乾性があることを実証する実験も行いました。

「古来からいわれている (美濃和紙の)効能を実際に科学的実験で証明できた」(株式会社ZAK 代表 今枝和仁さん)

 近年、有松絞りの人気が低迷していたため海外に進出したこの会社。今回の狙いについて今枝さんは。

「国内で有松絞りの存在や美濃和紙の素晴らしさを伝えたかった。マスクをきっかけに皆さんに知っていただけるのは光栄」(株式会社ZAK 代表 今枝さん)

 

 マスクで、再び国内の注目を集めたいと期待しています。

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