• index
  • program
  • Locipo
  • news_weather
  • announcer
  • event
  • chukyokun
  • present
  • TVschedule

中京テレビNEWS中京テレビNEWS

投稿BOX
投稿BOX

コロナ禍で中止となった修学旅行 対象生徒に2万円の旅行券配布を決定 中3生徒用には“20歳の修学旅行”と印字 その理由は・・・ 岐阜・本巣市

報道局
特集 岐阜 2020/12/21 15:30

新型コロナの影響で、小・中学校の修学旅行が中止となった岐阜県本巣市。代わりに、旅行券を配布することが決定しましたが、中学3年生に配られる予定の旅行券には「20歳の修学旅行」と印字されることに。あえて“20歳の…”とつけた理由は、コロナ禍で不安な毎日を過ごす子どもたちに“未来を考える”機会を与えるためでした。

 

岐阜県本巣市内の中学校。

教室をのぞいてみると、給食の時間も前を向きながら黙々と食事をしています。机を向かい合わせにして、にぎやかに雑談する様子もありません。感染対策が徹底され、子どもたちの学校生活も我慢が続いています。

新型コロナの影響で、学校行事の多くが中止となった今年。卒業を控えている3年生たちにとって、貴重な“中学校生活最後の思い出”が奪われました。

「体育祭がなくなったことで、僕たち3年生のリーダーシップを発揮できる場もそこが一番だったので、悲しかった」
「本来なら合唱交流会という行事があったんですけど、できなかったっていうのがショックでした」(中学3年生)

 

特に、生徒たちが楽しみにしていたのが、東京への修学旅行。学校は、ギリギリまで判断を悩みましたが、キャンセルすることに。

「東京研修を楽しみに2年生のころから、いろいろ調べ学習をしてきたので、なくなったと分かったときはすごく残念に思った」
「とても行きたかったなって思いました。国会議事堂が見たかったです」(中学3年生)

 

そんな中、12月8日の本巣市議会で、今年修学旅行に行けなかった市内の中学3年生と小学6年生(計730人)を対象に、一律2万円の旅行券を配ることが決定しました。

特に、中学3年生に対しては、5年後に「20歳の修学旅行」をするためのモノとして渡すことにしたといいます。あえて“20歳のー”とした理由は・・・。

「子どもは子どもなりに、このコロナを理解して、大きな声で不満を言うこともなく頑張っている。何か子どもたちが前を向いて、未来を見据えていけるものを考えてやりたかった」(本巣市教育委員会 川治秀輝 教育長)


実際に、中学3年生に配られる予定の旅行券には、「20歳の修学旅行」と印字され、本巣市内の旅行代理店で使える予定です。
 
教育委員会は、卒業までに旅行先やプランなどを決め、生徒たち自身で旅行代理店に申し込ませたいとしています。どこに行くのか、どんな旅行にしたいかは、子どもたち自身で考えるのです。

「最初はお母さんから聞いて叫びたくなりました。20歳で修学旅行に行けるってなって、めちゃくちゃうれしかったです」
「2万円をただ自分たちで楽しむだけに使って、“楽しかった”で終わらせてはいけないなと思った」
「自分の人生のプラスになるような旅行にできたら、本巣市の人たちに恩返しになるのではないかなって思います」(中学3年生)

「明日どうなるのか?」不安な毎日を過ごす子どもたちにとって、5年後の未来を想像できたことは大きな喜びとなったようです。

この記事をシェアする

中京テレビNEWSLINEで中京テレビのニュースを読む 友だち追加

最新のニュース

中京テレビNEWS トップへ