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「もう限界・・・」の老舗洋食店 集まった支援金で約束の炊き出しに参加 支援の輪広げる 名古屋市

新型コロナの影響で、店の外に「もう限界」と貼り出したほど打撃を受けている名古屋の老舗洋食店。「恥を忍んででもやれることはやろう」とクラウドファンディングを始め、2か月で60万円の支援金が集まりました。約束していた炊き出しにも参加し、支援の輪を広げようとしています。

名古屋市中区のビジネス街、伏見の交差点の近くにある、創業約60年の老舗の洋食店「広小路キッチンマツヤ」。

昔ながらの洋食からみそカツなどの名古屋めしまで食べることができ、お昼は店の外に行列ができる人気店でした。

しかし、新型コロナの影響で売り上げは激減。客席は180と規模が大きく、家賃や従業員の給料など1か月の固定費だけで700万円かかっています。

最初の緊急事態宣言が店の経営を直撃し、たまらず1500万円の借金をした店長。しかし…。

「一瞬でなくなる。家賃や仕入れを待ってもらっていて」(広小路キッチンマツヤ 仲江亜咲奈 店長)

 

そんななか「店がなくなったら困る」という客からの言葉に背中を押され、クラウドファンディングを開始しました。

 

「本当に限界ですが、限界を超えてお店の営業すらできなくなるなら恥を忍んででもやれることはやろうと思い始めた」(仲江店長)

クラウドファンディングの目標は、安定した店舗運営としていましたが、コロナの影響で困窮している人への炊き出しにも参加すると約束。弁当用の食材を仕入れることで、同じくコロナ禍で苦しむ仕入れ先も助けることができると考えたのです。

「自分たち(飲食店)には支援金があるが、(取引先には支援金がないので)申し訳ない気持ちが大きい」(仲江店長)

その結果、2か月で60万円の費用が集まりました。

 

店長は、早速炊き出しに向けて弁当作りを開始。おかずは特製だれで焼いた鶏肉と自慢の唐揚げです。

「すごいパワー弁当になった。ヤングマン弁当みたいな。これは木曜日の日替わり弁当。大人気商品です」(仲江店長)

 

キッチンマツヤに鶏肉を納入する「中部食糧」。コロナ前はキッチンマツヤからひと月20万円の注文がありましたが、それがゼロになる月も。別の納入先である学校給食がなくなったこともあり、今も厳しい状況だといいます。

「正直厳しかったですが、(キッチンマツヤが)注文したいのにできないと言われた事の方がつらかった」(中部食糧 森本貴也さん)

しかし今回、お弁当を「困窮している人たち」に届けると聞き共感。食材を無償で提供しました。

 

4月27日午後6時、出来上がったお弁当を段ボールに入れ、いざ出発。向かった先は中区の高速道路の高架下にあるホームレスのための炊き出し会場でした。

ボランティアの手で20年間続いている炊き出し。バナナやパンなどさまざまな物資が用意される中、今回主催者から頼まれたお弁当は60個でした。

「コロナで失職した方もいるし、ここ1~2年で初めて来た方、特に若い方。名古屋の人だけではなく、全国から流れて集まってきた人も多い。仕事をなくして、名古屋へ来た方もいます」(ホームレス支援グループオアシス 向井紀裕 サブリーダー)

集まったのは約130人。無事、全てを渡し終えました。

「ひとりでもおなかいっぱいになってくれるといいと思う」(広小路キッチンマツヤ 仲江店長)

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