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2024年2月22日更新

共感覚きょうかんかく とは

「共感覚」とは、ある刺激に対して通常の感覚に加え、別の感覚も同時に働く現象。
共感覚を研究する京都大学大学院文学研究科・濱田大佐特定研究員によると、最も多いのは文字に色を感じるタイプだが、音に色を感じる、においを嗅いだら触られている感じがする、数字が空間に並んでいるように感じるなど、人によってタイプや程度は異なる。
病気ではなくあくまで特性の1つであり、何らかの共感覚を持つ人は23人に1人と高い割合で存在するとされるが、未だに理解は進んでいない。

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記者の想い

記者の想い

取材していく中で、私も共感覚のテストを受けてみたら、文字や数字に色が見えるタイプの共感覚があるとわかりました。
山口さんの話を聞いて共感できることがあった一方、私の場合は感情には色がないし、数字に性別や人格は感じません。
どれだけ取材をしても山口さんに見えている世界を同じように見ることはできないし、自分に見えている世界を他者に伝えるのはとても難しいことだと思います。
それでも、山口さんの“共感覚アート”を通して、「他の人には世界がどんなふうに見えているのだろう?」と想像することの大切さを考えさせられました。