局長×若手社員 ホンネ対談

日常から生まれた「面白い」を
新しいメディアプラットフォームづくりへ
DX戦略局 大橋道生 × 加藤義広

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大橋道生

1993年入社。制作技術部で音声やカメラを10年ほど経験。番組制作や編成のほか、動画配信サービス『Locipo』の立ち上げをはじめとする社内外のインターネット事業にも携わる。総務として新社屋への引越しも牽引。2022年6月にDX戦略局の局長に就任。

加藤義広

2021年入社。1年目はICT推進グループに所属したのち、2022年6月からDX戦略局へ配属。DX戦略局では動画配信サイト『Locipo』の運用や中京テレビのホームページ制作、テレビのデータ放送を担当。

ベテランも若手も隔たりなく
チーム一丸となって成長

加藤

大橋さんとは、DX戦略局に配属になる前から、ICT推進グループでも一緒にお仕事させていただいていましたよね。

大橋

そうそう。加藤くんは今、さまざまな業務のサブ担当としてDX戦略局でも経験を積んでくれているよね。

加藤

そうですね。コンテンツ制作についての打ち合わせを重ねて、視聴者やコンテンツユーザーが面白いと感じるものを日々探っているところです。

大橋

僕はというと、局長に就任してからは戦略策定やマネジメント業務が中心。加藤くんとは日ごろから話す機会が多々あるけど、「局長」って正直どんなイメージなの?

加藤

新人からすると、局長は雲の上の存在。僕も将来的には目指すべきところだと思っています!大橋さんはデスクが近いこともあって、部下としてはとても話しやすいです。

大橋

そうなんだね。僕が若い頃の局長は「偉い人」というイメージで、接する機会も少なかった。DX戦略局は2022年からの新設局ということもあって、僕自身も正解を模索しながら、部員と一緒につくっている感覚が強いのかもしれないな。

考えるより、見て、触れて。
挑戦がやりがいにつながる仕事

大橋

DX戦略局の仕事は、世の中にないものを生み出すことだからこそ、毎日が試行錯誤。若手社員には、自分がもっている感覚を大事にしてほしいんだよね。そして思いついたアイデアを具現化するために、頭に浮かんだ意見をどんどん発信してチャレンジできると、さらにやりがいを感じられる仕事だと思う。加藤くんは真面目だから、考えすぎるところがあるよね(笑)。

加藤

くじけそうになることも多いんですよね(笑)。僕は「誰が、どんなことを面白いと感じるか」を考えて、コンテンツやサービスを生み出すのがテレビ局の役割だと思っています。視聴者やコンテンツユーザーの声、SNSの感想などをもとに、今はない面白いコンテンツを考えることがやりがいですね。でも、まだまだ自分の考えやアイデアは浅いと実感することもあります。ようやく考えついたアイデアが、すでに世の中にあったりすることも…。

大橋

会社のデスクに座って考えるだけではなく、帰って、面白いものに触れる時間を増やすのもいいんじゃないかな。あまり気負わずに、休みの日に楽しいと感じることをそのまま仕事に取り入れてみるとか。

加藤

なるほど!面白いものに触れる時間を増やしてみようと思います。大橋局長の仕事のやりがいは何ですか?

大橋

僕たちテレビ局の仕事は情報を発信するものだから、視聴者やコンテンツユーザーの反応があったときにやりがいを感じるかな。自分の考えた企画が成功した経験がひとつでもあれば、やりがいにつながる。そのためにも、とにかく挑戦してみることが大事だね。

加藤

そうですね。ただ、僕たちDX戦略局の仕事は一人では成立しないことがほとんどですよね。さまざまな分野の人たちと協力して進める必要がありますが、「誰にどの仕事を依頼するか」という調整が難しいと感じます。まだ社内外の人脈も少ないので…。

大橋

そうだね。自分のコミュニティを広げておくと、仕事がやりやすくなると思う。今はとにかく周りに相談してみれば、先輩がアドバイスをくれたり、誰に仕事を頼めばいいかが見えてきたりする。僕も、そうして経験を積んでいるうちに自分の引き出しが自然と増えていったよ。部署内でもいいから、まずは周りに意見やアドバイスを求めて聞いてみるのもいいんじゃないかな。

部署や世代を超えたコミュニケーション
常に探求心を持ち続けることが大切

加藤

入社前はデスクで黙々と作業するイメージがあったのですが、実際には和気あいあいとした雰囲気がありました。社員も皆親しみやすく、人としての礼儀を大切にしている人が多いですよね。大橋さんが新人の頃はいかがでしたか?

大橋

働いている人の雰囲気は、あまり変わってないんじゃないかな。仕事好きで真面目な人が多い。オフィスが移転したり、業界全体としての働き方は変わったりしているけど、働く人の熱量は今も昔も変わっていないと思うよ。

加藤

そうなんですね。DX戦略局は話しやすいメンバーばかりで、業務の相談もしやすくて助かっています。食事もよく一緒に行きますし、プライベートなことも話せる間柄ですよね。

大橋

僕にとっても若手社員との会話は、最新の知識や若い感覚を学べるいい機会になっていて楽しいよ。日頃の会話からヒントを得て、企画に落とし込むこともできる。加藤くんは、違う部署に配属された同期とは、入社して以来かかわりはある?

加藤

同期とは部署の垣根を越えて意見を交わしたり、悩んだときには相談したりすることもあります。食事に行くこともあるので、交流は盛んな方ですね。横のつながりも大事にして、社内ネットワークを広げていきたいと思っています。

大橋

加藤くんのように同期とコミュニケ―ションをとるのもいいし、相談しやすい先輩社員と気軽に話せる環境がつくれると働きやすいよね。僕も若手社員とのかかわりは大事にしているんだけど、局長から「悩んでる?」と聞かれても、答えにくいだろうなと思っていて…。

加藤

以前、大橋さんと帰るタイミングが一緒になったときに、話を聞いてくださったことを覚えていますよ。人気漫画の話題で盛り上がりましたよね。若い世代の考えや流行も柔軟に取り入れていらっしゃるので、とても親しみやすいと感じています。

大橋

純粋に、面白そうだから気になるんだよね(笑)。新しいコンテンツやサービスを生み出すDX戦略局では、仕事にまつわる内容ばかりに意識を向けるのではなく、常に好奇心や興味のアンテナを張りめぐらせて、世の中から面白いものを見つけようとする姿勢が大切。

加藤

特にDX戦略局は、新しい知識を積極的に取り込もうと貪欲な人が多いですよね。

大橋

テレビ番組をつくるだけでなく、幅広い“ものづくり”に携わることができるからね。新しいサービスや面白いコンテンツを考える人、それを具現化する人など、いろんな人が集まって一つのチームになっていけたらいいと思うな。

幅広い分野で活躍できる、
ものづくりの最前線へ

大橋

テレビ番組を取り巻く環境が大きく変わっていく中で、今後はいかに視聴者やコンテンツユーザーに寄り添い、新しいメディアを活用してもらうかを考えなければいけないね。

加藤

そうですね。僕は、今の自分にできる仕事をがむしゃらに取り組みながら、コンテンツづくりにもどんどん挑戦していきたいです。

大橋

中京テレビには多岐にわたる分野の仕事があるからこそ、多彩な人材が集まるといいなと思う。加藤くんもやりたいことがあれば、どんどんチャレンジしていってほしいな。

加藤

はい。自分なりの発想をどんどんアウトプットしていきたいです。

中京テレビに
就職を考えている方へ
メッセージ

加藤

今後もどんどん新しいものを取り入れていく業界なので、何事にも探求心をもって取り組める人が活躍できる場所だと思っています。僕も経験を積んでいる最中ですが、一緒に頑張りましょう!

大橋

これからの中京テレビには番組制作の仕事だけでなく、プログラマーやライターといった専門的な仕事も必要となってきています。コンテンツやサービス、イベントなど、ものづくりに興味がある方はぜひ挑戦してみてくださいね。