右肩の故障でずっとファームで調整していた川崎憲次郎がゴールデンウィーク最後の5月6日、約1年ぶりにファームの先発のマウンドに立った。この日は阪神の本拠地鳴尾浜球場で行われた阪神とのウエスタンリーグ公式戦。
2イニングを投げ49球、被安打5(内野安打3)、奪三振3、4失点。結果はいまいちだったが球威そのものはだいぶ
戻りつつあった。川崎自身、「今日はとにかくここに立てた事が嬉しい」と話していたようにマウンドでは笑顔が絶えなく楽しんで投げていた。
立ちあがり打ち取りながらも不運な内野安打が続き4失点を許してしまった。この日のピッチングを振り返ってみると「久し振りの実戦のマウンドにまだ勝負感が掴めない。簡単にツーストライクと追いこんだ後、次に何を投げていいのか浮かばない。だから勝負球が
甘く入って打たれてしまった。」と語る川崎。
これから徐々にマウンドに立ち実戦の感を取り戻していってもらいたい。
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