サッカーワールドカップで盛りあがる中、ドラゴンズも好調を維持し16日には首位ジャイアンツに2ゲーム差に迫り、貯金も今季最多の「5」となった。
しかし、今年はワールドカップの影響もあり、試合日程が夏場(7月・8月)に集中している。特に8月には27試合を戦わなけばならない。つまり夏場を制するチームがペナントを制するといっても過言ではない。
特に先発ローテーションに余裕のあるチームが有利になる。2軍で調整中の野口・川崎の復帰も遅れている。つまり、若手投手にとって大きなチャンスである。夏場を迎える前のこの時期にアピールする事が大事だ。そんな中、15日には朝倉が勝ち投手こそ逃したが粘り強いピッチングを見せ復調をアピールした。5連勝の後、3連敗とここ1ヶ月勝ち星に見放されている朝倉。その大きな理由はランナーを背負った時のピッチングにあった。朝倉も「今までは慎重になりすぎて弱気になっていた」と語るほど、勝負ところで打ち込まれ降板するケースが目立っていた。
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