山北といえば、193センチの長身が特徴。
ところが入団以来、コントロールに苦しみ、四球でランナーを出しては失点を重ねるという悪いパターンを繰り返していた。
そこで今シーズンからは、腕を下げるややサイド気味のフォームに転向。
上半身と下半身のバランスがとれるようになり、課題のコントロール難を克服した。
見た目の豪快さこそ失われたが、ストレートのスピードも140キロを超える。
さらに、サウスポーとしては珍しいシュートを今シーズンは有効に使用。
「使えるじゃん、抑えられるじゃん」と山北自身も手応えをつかんでいる。
岩瀬に次ぐ中継ぎエースとなれるか?
山北の活躍にこれからも目が離せない。
[2002.08.29]
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