(2002/7/10)
わたくし前田麻衣子。
ついにナゴヤドームのマウンドに立つことになりました。

といっても試合ではありません。「スピードボールコンテスト」というドラゴンズ公式戦のプレイボール前に行われるイベントに参加するのです。しかもこの日は在名テレビ各局のスポーツキャスター対決!
中京テレビを代表してチャレンジするのです。

しかし野球経験のまったくない私...。
そんな前田を指導してくれる超強力なコーチ陣は、スポスタでおなじみ「8時半の男」宮田さんと、ギャオス内藤さんです。

まずはボールの握り方から。まったくの素人の私にもわかりやすい教え方は、さすが宮田さん。数々の若手ピッチャーを育ててきた名コーチぶりが伺えました。

遊んでいるようにしか見えませんが、これでもちゃんと投球フォームの修正中なんです。
さらにギャオスさんからは投げるときの気合いの入れ方と、どのタイミングで「オリャー!!」と吠えるかといった感情論(?)も教わりました。

「スピードボールコンテスト」当日。いざ球場へ。
いつもは記者席から眺めるだけの「あのマウンド」へ行けるなんて夢のよう。
今日投げられるのは2球。女性は80kmを越えると記念品がもらえるんですって。

控え室にて。
奥で投げているのは練習に余念がない私。

練習しているドラゴンズの選手に混じってグランドへ。
プロ選手に混じってグランドに立てるなんて。感激ー。

ちょっぴり不安な気持ちで最後の投球練習。プレイボールを待つ先発ピッチャーの気持ちってこんなのかしら?
でも、一番不安なのはキャッチャーミットまでボールが届くかどうか...。

緊張する私に近づき、佐藤アナがひと言。「お前のピッチングをするだけだ」って。
それが確立していないから困ってるんじゃないですか!

さあいよいよマウンドへ。この日のお客さんは約3万人!。気分はまるでプロ選手。

華麗な(?)投球フォーム!

ストライクがとれないどころか大暴投...。ちょっと気合いが入りすぎたかな。
ちなみに球速は1回目が60km/h。そして2回目は47km/hでした。

あっという間の出来事で、緊張するどころか頭の中は真っ白。しかし大観衆の見守る中、マウンドに立って投げるということのスゴさというか、独特の雰囲気はひしひしと感じました。やっぱりプロの選手ってスゴイんですね。