1月14日(土)、前日までの荒波とは打って変わって穏やかなドレーク海峡です。
そして午前9時過ぎ、船内がざわつき始めました。人生、初氷山!
何故か「 氷山の一角」と言う言葉が頭を巡っている。気持ちは感動で一杯なのに、ついそんな言葉が浮かんでしまった。
と言うことで記念写真。
南極講座「南極探検から観測へ」。講師は元南極地域観測隊隊長の佐藤夏雄氏。
昭和基地のある場所「プリンス・ハラルド海岸」リュツォホルム湾東部のオングル諸島、東オングル島の場所の解説。
参考までに佐藤夏雄氏はオーロラ研究の第一人者で、昭和基地の場所は、南極の中で最もその研究に相応しい場所と聞きました。
で、今更ですが、昭和基地は南極大陸ではなく、島にあることを知りました。
ここで今回のツアーの訪問エリアの確認。
南極大陸には、南アメリカに向かって突き出しているような半島(南極半島)があり、その中でも一番南アメリカに近いエリアを周遊しました。
参考までに、南極半島と昭和基地の位置関係。直線で数千キロは離れていそうです。
南極半島の詳細図。因みに地点名があるのは、世界各国の観測基地がある場所です。
次に日々の外気温です。
数値は、毎日正午頃の計測値となっています。
1月12日(金)…12度(※アルゼンチン/ウシュアイア付近)
1月13日(土)…7度(ドレーク海峡)
1月14日(日)…4度(ドレーク海峡、サウス・シェットランド諸島付近)
1月15日(月)…4度(オーン・ハーバー、ダンコ島)
1月16日(火)…3度(キヴェヴィル島、ユースフル島)
1月17日(水)…3度(パラダイス湾、フランダース湾)
1月18日(木)…2度(ルメール海峡、ボーゲン湾)
1月19日(金)…2度(ドレーク海峡)
1月20日(土)…5度(ドレーク海峡)
寒いと言えば寒いですが、風が吹かなければそれほどでも無く、少なくとも真冬の北海道よりは高めの気温でした。