稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

長良川鉄道「おくみの号復活企画」(7)関駅で車庫見学。

「おくみの号復活企画」最後のイベントは関駅での車庫見学。

その前に、郡上八幡駅を出発して直ぐの中野トンネル。全長15メートルで、ナガラ1両よりも短いです。一時日本で一番短いのではないかとも言われましたがそんなことはなく、でも現在の日本の鉄道トンネルでは3番目のようです。(ネットで検索した限りです)

*JR西日本呉線/川尻トンネル…8.7m

*JR東日本五能線/仙北岩トンネル…9.5m

車庫見学。ここで全車両の点検、整備を行っています。

エンジンってこんな風になっているのですね。

頑丈そうなスノープラウ(除雪装置)。郡上八幡駅以北では結構雪が降るので、必需品。ただそれだけではなく、線路上の動物を排除し、車体の下に巻き込まない目的もあるそうです。動物にはかわいそうだけど…との説明もありましたが、言われてみればなるほどで、自然豊かな地域を走る鉄道ならではの話し。その知識を得た目でもう一度スノープラウを見てみる。

私たちの横では、戻ってきたナガラ601をお掃除中。お疲れ様です。

ここではブレーキシューの説明。車輪に押しつけて列車を止めるための装置。もとは結構な厚さがあるのですが、それがここまで薄くなるのですね。

チャギントンラッピング車も長良川鉄道にすっかり定着しましたね。ところで「おくみの号復活企画」のヘッドマークは片側だけでした。この日、沿線で撮影していた方がたくさんいましたが、ヘッドマークありとなしで撮影場所を代えたりしていたかも知れません。

ここで2つの車両の前照灯比較。今年登場のナガラ601はLEDなのです。顔の印象が随分違っており、時代を感じさせます。それはそれとして、LEDが照らす夜道は明るくなったでしょうね。

「おくみの号復活記念」一日フリー乗車券。日付印は裏側にあります。

最後にイベントで配布されたお土産。

組立式の段ボール箱は、列車で持って帰るにはいささか大きく、抱えるようにして自宅に戻ったのですが、使う段になれば丁度良い大きさ。早速鉄道模型のパーツ入れにしています。

自宅へのお土産。とちの実せんべいは岐阜県の飛騨と郡上の定番。懐かしくて思わず買ってしまい、食べて若かった頃の取材の思い出に浸る。

さて「おくみの号復活企画」も残すところあと1回。多くの方に楽しんで頂ければと思います。

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