ツアー参加者は班分けされており、私のグループはまず床下ピットウォーク体験。
昼食時は、電車との乗り降りのために、ピットよりも少し手前に停車していたので、そこから電車をピット上に移動させます。
※電車の左側に乗降用の階段が見えています。
電車の移動が終り、参加者の安全のためのロープなどが置かれるといよいよ床下ピットウォーク体験の開始。
狭いピットを歩くこともあり、数名ずつでの順番の見学。その待ち時間もただ待つのではなく、普段は見ることのない、例えばこれはパンタグラフの上の部分。架線から集電するためのすり板の減り具合に感嘆の声あり。
ブレーキの部品について、説明を聞いてふむふむと思っていたのですが、どの程度の期間で交換しているかを既に忘れてしまいました。老人力発揮。残念。
ナローのピットは想像以上の狭さ。車高が低いこともあって機器が近い。
ピット体験は過去何度かあるのですが、何年ぶりかが思い出せないほど年月が経っており、とても新鮮。
762ミリの狭さは想像以上。大きめなのは自覚している私の頭がギリギリ入る程度といったら誇張しすぎですが、気分はそんな感じ。
そう言えば線路の間に入ったのは初めてかも?
撮影が楽しくなってきたところで体験はもう終り。
ほんの数分ですが、鉄路を守る地道で大切な作業の一端を知ることが出来ました。
ピットを振り返って1枚撮影。
私のピット体験終了後、他の方がまだ体験中。
その待ち時間の間に、隣で作業中の車両の説明。
台車は、本来の運転時に使用されるものが外され、今はこの仮の台車に車体が乗っています。
また電気機器が入っているボックスは開けられ、主要部品が見当たりません。
これらの機器の点検は、ここ内部の車庫では出来ないので、近鉄塩浜駅隣接の近鉄の車両工場/塩浜検修車庫で行っているそうです。
確かに自社で重要な定期整備ができないので、他社に委託する鉄道事業者は結構ありますが、-ここもそうであることを知りました。
最後にスタッフの方が羽織っていた法被をお借りしての記念写真。良い気分。