稲見駅長の鉄道だよ人生は!!

稲見眞一

ガーラット式蒸気機関車6029の牽く列車に乗った!

14:15発車の「PORT WARATAH(ポート ワラッタ) COAL LOOP (RETURN)」に乗車。

6029が先頭での入線ですが、ハンター線(HUN Hunter Line)のニューカッスルインターチェンジ(Newcastle Interchange)駅までは最後尾。

ということで私は最後尾の客車に乗車。

15:05、ニューカッスルインターチェンジ(Newcastle Interchange)駅に到着。

ここから進行方向が変わり、6029が牽く列車となり、私が乗った客車が一番前となります。

メイトランド駅を出た列車は、ニューカッスルインターチェンジ駅まで直進し、ここでスイッチバック。

6029を先頭に「PORT WARATAH(ポート ワラッタ) COAL LOOP」線に入ります。そしてこの矢印のように一周し、そのまま6029を先頭にメイトランド駅に戻ります。

ハンターバレー・スチームフェストのウェブサイトを見ていてこのルートが最初は飲み込めなかったのですが、ニューカッスル港、PORT WARATAHなどで検索をしたところ、日本港湾協会のホームページにあった「豪州の石炭積出港」に行き着き、一気に解決の道が見え始めました。

(参考)「World Watching 121」(2010年06月25日 )「官民の協力により整備が進む豪州の石炭積出港」(石橋 洋信 国土交通省四国地方整備局 高松港湾・空港整備事務所長)*世界最大の石炭輸出港ニューカッスル港

ここの航空写真を検索し、是非ご覧下さい。

ニューカッスルインターチェンジ駅を出て、まもなくCOAL LOOPに入ります。

機関車と客車の間に水槽車が入っているため、少々距離があり、これは私の知識不足による想定外。

この辺りでは、撮影する人を結構見かけました。

6029を先頭にすっきり編成写真が撮れるはずです。でも順光ではないのですけどね。あまりこだわりがないのかも知れません。

日本風に言えば「セキ」(石炭車)の列。

見かけたことのない風景に、驚かされていました。

ここからはガーラット式機関車の動輪の動きをお楽しみ下さい。と言いたいのですが、静止画では伝わりきらないのが残念。

前方の動輪と後方の動輪の位置関係に興味津々。

それにしても機関士さんは何を撮影しているのでしょう。

一般席よりも20ドル高い席を予約した甲斐があったと思った瞬間。

0bservation Deck(展望デッキ)のある車両だけの特権。

参考までにこんな場所。

参考までに座席はこんな感じ。

私は4人掛けの通路から2番目の席でした。

そろそろループからお別れです。

16:15を過ぎた頃、メイトランド駅に戻ってきました。

2時間ほどの旅。

最後の15分ほどは、お隣の席の方と会話が始まりました。その方は、この列車では「旅を楽しむ」べく、写真は撮られていませんでしたが、この前日、シドニーからメイトランドへの回送列車に乗車(一般に売り出されています)し、その時は3526が牽く客車に乗り、6029と並走するところでは、ガーラットの動輪の動きを動画で撮影されており、思わず見入ってしまいました。

来年行かれる方は、この情報も参考にして下さい。

動輪の確認。前方。

後方の動輪。

D51×2?とか、そんな感じの一両の機関車。

最後に留置線に戻っていくところをどうぞ。

見ていて飽きません。

カメラが揺れている時の一枚。何故か数字だけはきっちりと撮れ、他が微妙にぶれています。

お疲れさまでした。また明日。

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